県民だより奈良 平成31年6月号

ぶらり日本書紀
玉置神社
玉置神社
地図
巻第一「神代」 あめつちのはじまり
 『日本書紀』は全30巻から成り、冒頭の2巻が「神代」、残りの28巻に歴代天皇の在位中の出来事を記しています。今回は「神代」について紹介します。
 昔は、天と地、陰と陽の区別がない世界でしたが、自然と明るい気が天となり、重く濁っている気が地となりました。はじめの頃、国土は魚が水に浮いているように漂っていました。その天地の中に国常立尊(くにのとこたちのみこと)が最初の神として生まれます。さらに神々が生まれ、伊奘諾尊(いざなぎのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)も生まれました。二人が天の浮橋から天の瓊矛(ぬほこ)で海をかき回して引き上げると、矛の先から滴り落ちた潮が固まって島ができました。二神はその島に降り立ち、日本の国土や森羅万象の神々を生みました。それから日の神・大日孁貴(おおひるめのみこと)(天照大神(あまてらすおおみかみ))、月の神・月弓尊(つくゆみのみこと)(月夜見尊(つくよみのみこと))、そして最後に素戔嗚尊(すさのおのみこと)を生みました。
 素戔嗚尊は、数々の乱暴を働いたため、怒った天照大神は天石窟(あまのいわや)に閉じこもってしまいます。すると、国中が暗闇につつまれ昼か夜かわからない状態になりました。八十萬神(やそよろずのかみ)たちは河原に集って相談し、磐戸の前で天鈿女命(あまのうずめみこと)が巧みに舞うなど皆で祈祷(きとう)を行いました。外が気になった天照大神が顔をのぞかせた瞬間に、手力雄神(たちからおのかみ)が外へ引き出し、国は再び光を取り戻したのです。
 その後、天照大神の孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を天上の国から地上の高千穂の峰に降ろしました。その曾孫が初代天皇の神武天皇として即位し、『日本書紀』は神代から天皇の巻へと移っていきます。
玉置神社
 十津川村の玉置山の頂上付近に鎮座し、主神は、「天地ができた世界の始まりに現れた最初の神」として記される「国常立尊(くにのとこたちのみこと)」です。神社名は、神武天皇が十種神宝(とくさのかんだから)のうちの「玉」をこの地に鎮め(置き)て、武運を祈願したことに由来しています。
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