サトイモづくりのポイント

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苗定植時期
収穫時期

























サトイモの原産地はインド及び中国と言われています。高温を好み、乾燥に弱い作物です。適当な土壌水分を必要としますので、水管理に便利なところで栽培するようにします。


品種
サトイモの品種はきわめて複雑多種で、同じ品種のものでも地方によって呼び名が変わったりしますが 、主なものとしては、石川早生丸(早生)、唐芋、真芋(中晩生)などがあります。

つくる場所
日当たりと、排水が良く、水管理がしやすい圃場を選びましょう。サトイモは連作を嫌うので、以前にサトイモを栽培した所は、短くても3年以上は避けるようにします。

土づくり
土壌を柔らかく、通気性良くするために、稲わらや堆肥等を冬の間にすき込み、3回以上は耕しておき ます。また、水稲あとなどでは石灰分が不足しているので、1平方m当たり苦土石灰50gを同時にすき 込んでおきます。

種芋の準備
種芋は1個が40g~50g程度の形の良い、表面にカビや病気のないものを選びます。サトイモは種芋の良否が収量を大きく左右するので、親芋が腐敗したものや、子芋が外れやすかったものは、種芋として使わないようにします。
元肥のやり方と植え付け
サトイモは生育期間が長いので、緩効性肥料が向いています。元肥は1 平方mあたり200gをうね全体にすき込んでおきます。
植え付けの時期は早生のもので4月中旬ぐらい、中晩生のもので4月下旬くらいが適当です。あまり早植えすると出芽がバラつきます。
畝は、100cm幅のかまぼこ型にします。過湿気味のところでは、高畝にしましょう。植える深さは5 ~10cmですが、過湿気味のところは浅めにします。株間は45~50cmにします。

追肥と土寄せのやり方
サトイモは5月下旬~6月下旬に追肥とともに土寄せをおこないます。株と株の間に、1回につき、窒 素量にして1平方m当たり20gおき、土を寄せておきます。一度に 寄せる量が多すぎると、小芋の形が長くなったり、時期が遅れると乾燥のため、品質が悪くなるので、遅くとも梅雨時期までには土寄せを行うようにします。また、肥料は収穫の頃には完全に切れているのが好 ましいので、やりすぎに注意しましょう。

除草
雑草が大きくならないうちに取り除きます。なお、あらかじめ黒のマルチで覆っておけば雑草が生えないので楽です。

潅水
サトイモは乾燥させると、収量、生育、品質とともに悪影響がありますので潅水が必要です。水田では 、畝間に水を入れますが、なるべく地温に変化を与えないよう、昼間の潅水を避け、朝か夕方に行います。潅水の量は夕方水を入れても朝になったら引いている程度が目安です。



病害虫防除
アブラムシ:6月中旬~8月中旬発生に発生します。
ハダニ類:高温乾燥期に発生します。
ヨトウムシ類:小さい幼虫は殺虫剤で効果が高いですが、大きくなると効きが劣るので 、手で取って防除するのが一番です。

収穫と保存について
株ごと掘り出し、2~3日干した後、小芋をはずします。水で洗うと腐敗しやすくなるので、土付きの まま、日に当たらない、温度変化の少ないところで保存するのがよいでしょう。

食べ方と栄養
サトイモは煮っ転がしや、おでんなど煮物によく合います。水溶性の繊維質やビタミンB群を含むので、便秘気味の方や、コレステロールが気になる方には最適でしょう。


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