シュンギクづくりのポイント

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月













































































播種時期
収穫時期
























品種
葉の切れこみ大きさによって「大葉系」、「中葉系」、「小葉型」、また草姿によって「株張り型」「立性」「中間型」に分られます。関西では大葉系、関東では中葉系が中心となっています。

つくり方
比較的涼しい気候を好みますが、冬期はハウスやトンネルによる保温、夏期は遮光による温度上昇の防止が必要になります。秋採りや、冬採りの栽培では下葉を残し摘みとって収穫すれば、わき芽が伸び長期間収穫することができます。

つくる場所
・乾燥に弱いので地下水位の高いところでも栽培可能ですが、排水のよいことも重要です。有機物に富んだ砂壌土が最も適しています。プランターでの栽培も可能です。
・酸性には弱い野菜なので、pHが低ければ石灰質資材を投入して、pH6.0以上に調整しておきます。




プランターでも育てられます

畑の準備
・種をまく2週間ほど前に1平方mあたり堆肥等の有機物を2~4kg、pHが低いときは程度にあわせて石灰を100~200g全面に均一にまき、30cmの深さに耕しておきます。
・その後、化成肥料を1平方mあたり100gを全面に施し、よく混和して畝幅1.2~1.5m、高さ10cm程度の平床をつくります。

播き方

・畝に浅い溝を切ってそこへむらなく種子を落とし、薄く覆土します。ばらまきでも構いませんが、均一にまくことは困難です。
・条間20~25cmで4~5条まきが適当です。播種量は1平方mあたり8~10mlです。
・土が乾いていると発芽してこないので、播種後だけでなく播種前にも十分に潅水しておきます。
追肥、潅水
・圃場が乾かない程度に潅水します。乾きやすい所では毎日でも潅水が必要ですが、決して過湿状態にはしないようにします。
・元肥中心ですが、葉色がさえないときは冬栽培では、収穫20日前頃に潅水を兼ねて液肥20~30gを300~500倍に薄めて施肥します。

間引き

・抜き取り収穫の場合は本葉が3~4枚になった頃に、株間を5~6cmにします。摘み取り収穫の場合は10cm程度の株間にします。

その他
・夏の高温時には寒冷しゃ等で遮光する必要があります。
・冬季の栽培は寒害を受けやすいので、ある程度寒さになれた11月中旬頃にトンネル被覆を行います 。


上の葉を摘み取っても株を残しておくと、
わき芽が伸びてさらに収穫できます。


収穫

・抜き取り収穫の場合、本葉7~8枚、草丈20cm前後になったら株の根元から根を付けたまま収穫します。4~10月上旬は種の場合30~40日程度で収穫となりますが10月中旬以降の播種だと翌年になります。
・摘み取り収穫の場合は、本葉10枚くらいになって下葉3~4枚を残し摘み取り、順次分枝も下葉を2枚ほど残して収穫します。

病害虫の防ぎ方
・炭そ病等が多湿条件で発生しやすいので、排水を良くしておきます。肥切れ、肥料過多で発生を助長するので気をつけます。
・ベト病 密植せずに風通しを良くし、低温多湿の時に作物の上から潅水しないようにします。

食べ方
栄養・特徴
今では年中市場に出回っていますが、春先のシュンギクが香りも高く、やわらかくおいしいといえます。栄養的には、ビタミンA、Cが多く含まれており、カルシウムも多いですが、実際にはシュンギク自体に含まれる酵素の働きなどにより、ビタミンC、カルシウムの利用率は低いといえます。
料理
晩秋から初冬にかけ、夜の冷え込みが強くなり、霜が降りる頃、一段と風味が出てくる野菜で、なべ物には欠かせない葉菜の一つです。ほかに、和え物、おひたし、天ぷらなどに利用します。
※調理例※【かき揚げ】
・材料 シュンギク100g、サクラエビ20g、天つゆ(だし、みりん、醤油)、揚げ衣(卵2分の1個、水180cc、小麦粉1カップ)、揚げ油適量
・作り方
1)シュンギクは洗って、水気を切り、長さを3cmに切ります。
2)ボールに卵と水を入れて溶き、小麦粉を振るい入れ、さっくりと混ぜて衣を作りま す。ここに、シュンギクとサクラエビを入れて混ぜ合わせます。
3)揚げ油を160度に熱し、2)をスプーンで一口ずつすくって入れ、カラリと揚げ、 天つゆを添えると出来上がりです。

→野菜づくりのポイント目次にもどる