ピーマン・トウガラシづくりのポイント

ピーマン、トウガラシづくりのポイント

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苗定植時期
収穫時期

























作る場所
地力があり、保水性がよく、しかも排水良好でかん水しやすいところを選びます。毎年、毎年同じところで栽培すると病気が多くなるので、5年程度間隔をあけて作付けをします。ナス、トマト、ジャガイモなどのナス科植物は同じ科の植物であり、連作を避け計画的に作付けしてください。

畑の準備
根が浅く張る性質があるため、土の水分変化や肥料の過不足に大きく影響されます。有機物を施し地力を高めるとともに、深く耕して根を少しでも深く張るようにすることが大切です。2月までに完熟堆肥を1平方mあたり2kg、3月中旬に苦土石灰200g、BMヨウリン60gを全面的にまいて耕し、その後植え付けの20日前に化成肥料150gを施して耕し、畝幅が1.2m、高さ40cmの畝を作ります。

植え付け
降雨後に黒色のマルチングを行い、地温を暖め、遅霜のおそれがなくなる5月上旬に植え付けます。株間は45cmとします。本葉10枚ぐらいで葉は厚く、節目が短く、白い根が張っている苗を浅植えし、植え付け後、簡単な仮支柱で苗を支えます。

追肥、かん水
追肥は月に2回1平方mあたり化学肥料20gを株の間や畝の端に穴をあけ施します。追肥ごとに場所を変えることも上手な方法です。水分を必要としますので、土壌が乾燥しないように注意します。なお、夏場の地温低下を目的に黒マルチの上にしきわらをするとよいでしょう。

収穫
ピーマンでは大型で90g、中型で25gぐらいの果重が収穫の適期です。収量が遅れると果実の品質を落とすとともに樹勢が弱ります。

栄養と特徴
ビタミンCが豊富で水に溶けやすい食物繊維が含まれています。柔らかな肉質を生かし、天ぷら、串さし焼き、煮物やさっと焼いて付け合わせにするなどが最適です。

とうがらしとねぎのみそ和え
・材料
とうがらし20本、白ねぎ3本、みそ150g、砂糖30g、酒大さじ2~3、植物油少々、切りゴマ小さじ2,串20本
・作り方
とうがらしとねぎを串にさしてはけで植物油を塗り、軽く焦げ目を付けて焼きます。そして、みそに砂糖、酒を加えて弱火で十分に練り上げ、切りゴマを入れて練りみそをつくります。そのみそをつけて食べます。
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