第29回イベント

 
奈良県JET青年連絡協議会第29回イベント
JET青年と楽しむ「みんなでクリスマス」


 2009年12月12日に奈良県JET青年連絡協議会(Nara JETNet)は葛城市教育委員会との共催で、葛城市當麻文化会館で第29回目のイベント JET青年と楽しむ「みんなでクリスマス」を開催しました。Nara JETNetとは、国際相互理解を深めることを目的として国際交流事業の企画と運営に取り組んでいる団体です。県内で活動している国際交流員(CIR)5人が委員で、奈良県のJETプログラム参加者がメンバーになっています。今回のイベントには57名の方々と 31名のJET青年が、クリスマスイベントを通じて、楽しく交流しました。

 当日のイベントは、10時30分から始まり、Nara JETNet会長のあいさつに続いて、JET青年達が、トリニダード・トバゴやフランス、ジャマイカ、フィリピンの冬の過ごし方について、それぞれ発表しました。その後、サンタクロースが登場し、参加者とJET青年からの質問に答えました。ネイキッド・サンタというアクティビティーもあり、大きな模造紙に描かれた、服を着ていない(ネイキッド)サンタの上に、各参加者が願い事を書いた赤い切り紙を貼っていきました。そして、サンタにみんなの願い事でできた服を着せました。昼休憩の後は、全員でクリスマスをテーマにした工作をしました。参加者たちは、紙でトナカイの帽子や、雪の結晶を作ったり、フェルトやビーズを使ったクリスマスツリーのバッジを作ったりして楽しみました。その後、JET青年による劇「ジャックと豆の木」が上演されました。イギリスでよく行われている、男性役を女性が、女性役を男性が演じるというやり方で演じられ、奈良にちなんだエピソードを加えるなど、趣向を凝らしたものとなりました。最後には、ビンゴゲームでプレゼント交換をしてイベントを終わりました。各参加者が用意したプレゼントをクリスマスツリーの下に並べ、ビンゴになった人からプレゼントを選んでいきました。

 日本人参加者に行われたアンケートで、多くの参加者が楽しんで交流してもらえたことがわかりました。JET青年へのアンケートでは、クラフトを楽しめたという声が多かったのに対して、日本人参加者からは、劇についてのコメントが多く寄せられました。参加者の感想の中で、「文化の違いも学べ、また、交流もでき、とても楽しかったです。子どもにもいい経験ができました。」「楽しいイベントがたくさんで、大人も子どもも一緒に遊べたのがよかったと思います。」というコメントがあり、子どもから大人まで楽しめるイベントになったことがわかりました。

 当日お越しいただいた方々に改めて感謝の気持ちを申し上げます。


当日の写真

  
  

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