落ちている野鳥のヒナを見かけたら

 落ちているヒナを見かけたときは、かわいそうだからといって連れて帰らないでください。

 そのままにして、すぐにその場を立ち去りましょう。

 エサを取りに行った親をじっと待っていたり、親が遠くから見守る中、飛ぶ練習をしていたところかもしれません。  

 親の姿が見当たなくても、親は近くにいます。人がそばにいると、かえって親はヒナに近づけません。 

 そのような状況の中、ヒナを保護することは、親元から彼らを無理矢理引き離すいわゆる「誘拐救護」にあたります。

 また、野鳥を許可無く捕まえたり、飼養したりすることは 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」により禁止されています。

よくあるご質問

親が迎えに来る様子がない。人間がヒナを育てることはできないの?

 人間がヒナを自然の中で自立していけるよう育てることは、大変難しいことです。  

 ヒナは食欲が旺盛ですので、親鳥が行うように10分に1回程度の給餌(強制給餌の場合が多い)が必要です。   

 (スズメがヒナのためにエサを運ぶ回数は、巣立つまでの約2週間でなんと4000回!)  

 またヒナは、巣立った後のわずかな期間で、自然の中で生きていくためにエサの取り方や自然の中での危険物など、様々なことを親から学びます。

 人間に育てられたヒナはこれらのことを習得できないため、身体が成長できたとしても、自然界で生きていくことは難しくなります。

ネコに食べられてしまいそうで心配。

 可能であれば、近くの木の枝先など動物が近づきにくい所に、カップ麺などの空き容器に入れて置いてあげてください。

 また、道路が近くて危ない場合などは近くの草むらなどに移してあげてください。多少距離が離れても、親鳥はヒナの声で気付くことができます。

 参考資料:ヒナを拾わないで!!(pdf 1423KB)

コマドリ