奈良県では、環境省が策定した「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル(以下、環境省マニュアル)」に基づいて実施している「野鳥に関する各種サーベイランス(監視)」の一環として、死亡野鳥の検査を実施しています。


 

死亡野鳥を見つけたら
  野鳥が不自然に死亡している場合は、環境省マニュアルにより設定される以下の「回収検査基準」に基づき県で回収し、検査を実施しますので、基準を越える数の野鳥が同一箇所で死亡している場合は、最寄りの農林振興事務所又は県農業水産振興課にご連絡下さい。
 なお、「回収検査基準」は環境省が設定する「対応レベル」と野鳥の「検査優先度合」によって変化します。 
    
  現在の対応レベルは「レベル2」となっています(平成29年11月9日現在)
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  回収検査基準についてはこちら


回収検査が必要な場合の連絡先

北部農林振興事務所 農林普及課(大和郡山市) 0743-51-0374
中部農林振興事務所 農林普及課(橿原市) 0744-48-3084
東部農林振興事務所 林業振興課(宇陀市) 0745-84-9501
南部農林振興事務所 林業振興第1課(大淀町) 0747-52-8302
南部農林振興事務所 林業振興第2課(十津川村) 0746-64-0671
農業水産振興課 0742-27-7480

 基準に満たない場合は検査を実施しませんので、死体はビニール袋に入れて生ゴミとして処分してください。ただ、野生動物のため寄生虫や病気を持っている可能性もあります。手袋をしたり、処理後に手洗いをする等、常識の範囲内で衛生管理を行って下さい。
 また、万が一その野鳥が鳥インフルエンザに感染していても、日本人の常識的な衛生感覚であれば人に感染することはありません。
(海外で人に感染した事例は、人が生活を営んでいる建物内でニワトリを飼育し、世話をした手で食事をするなど、濃密な接触が日常的にある場合に限られています。)



死亡野鳥の検査の目的等

 死亡野鳥の検査は、高病原性鳥インフルエンザの可能性がある死亡野鳥から検体を採取し検査をすることを目的としています。
 そのため、「回収検査基準」の要件に該当しない場合は検査不要とし、死亡野鳥の回収は行いません。ただし、同一地域で同一時期に死亡野鳥が複数羽発見されるなどの異常な状況において検査が必要と判断された場合は、検査対象として回収を行います。

 「回収検査基準」の要件に該当する場合でも、衝突事故による死亡など高病原性鳥インフルエンザ以外の死因が明らかなときや、死後日数が経過し明らかに腐敗しているときなどは検査を行うことができません。


野鳥との接し方について
 
死亡した野鳥などの野生動物は、素手で触らないでください。
 日常生活において野鳥を含む野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いとうがいをすれば過度に感染症等の心配をする必要はありません。
 野鳥の糞が靴の裏や車両に付着することにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥には近付きすぎないようにして下さい。特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行って下さい。
 また、不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとすることは避けてください。 



鶏などの家禽に関するお問い合わせ先

 飼養している鶏が一度に多数死亡する等の異常が認められましたら、最寄りの家畜保健衛生所又は県畜産課にご連絡下さい。

家畜保健衛生所 業務第1課(大和郡山市) 0743-59-1700
家畜保健衛生所 業務第2課(御所市) 0745-62-2440
畜産課 0742-27-7448

 家禽の高病原性鳥インフルエンザに関してはこちら(畜産課)