イチゴづくりのポイント












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苗定植時期
収穫時期
























イチゴは作型の発展とともに収穫時期がどんどん拡大し、今では11月から翌年6月まで長期間、口にすることができる果物となっています。ここでは、本来の旬である4月下旬~6月上旬収穫の露地栽培について説明します。
畑の準備
9月末には植え付けの準備として、1平方メートルあたりに化学肥料150g、苦土石灰100gを畑全面にまいて耕し、幅1.2mの高畝をつくっておきます。苗は図のようにランナーと呼ばれる茎でつながっていますので、ランナーを切り離し、植え付け用の苗とします。

植え付け
植え付け場所は少なくとも半日以上の日照が得られる場所を選びます。苗の植え付けは10月中旬頃に行います。株間25cmの2条植えとします。果実が畝の外側に着果するよう図のようにランナーと呼ばれる子づるの切り残りを畝の中央部に向けて深植えにならないように注意しながら植え付けます。

植え付け後の水やりと葉かき
植え付けた後は苗のスムーズな生育を促すため、こまめに水やりをします。気温の低い11月~2月まではたまに水を与える程度でよいでしょう。生育を再開する3月中旬頃からは土が乾きすぎないように特に注意します。また、このころからは、黄色くなった古い葉を順次取り去ります。

追肥とマルチ
2月下旬~3月上旬までには追肥を行い、雑草防止と果実の汚れ防止のために黒色のマルチをします。追肥の量は1平方メートルあたり化成肥料20gとします。肥料は畝の表面にまくよりも、イチゴの株と株の間に穴をあけて施したり、畝の中央部にすじをつけて肥料を施し軽く土をかぶせたりしたほうが、根からの肥料分の吸い上げが容易になります。

収穫
収穫が始まる頃になると日中の気温が高くなりますので、果実の温度が低い午前中に、十分着色したものから収穫します。

病害虫
いおう病
イチゴを枯らしてしまう病気で、土壌中の病原菌が根から侵入することによって発生します。この病気にかかると新葉がきれいに展開せず不整形になります。この病原菌は長く土に残りますので、一度発生した畑では5年以上はイチゴを作らないようにします。
灰色カビ病
イチゴの花や実を腐らせる病気です。湿気の多い時期に発生し、病気にかかった部分は腐ったようになり、表面に灰色のカビが浮き出ます。発見したら取り去り、畑の外に持ち出します。放っておくと、株の中心部にまで発展し枯れてしまう場合があります。
アブラムシ
気温が高くなる4月下旬から増加します。葉裏につく小さな虫ですが、多発すると葉や実がべとべとになります。早期の薬剤防除が効果的です。
ハダニ
4月中旬以降の乾いた状態が続く時期に発生が多くなります。多発すると葉が黄色くなり、放置しておくとクモの巣が張ったような状態になります。早期の薬剤散布が必要です。


イチゴの料理

イチゴはビタミンCの含有量が豊富で、100g中80mg(大人の必要量60mg、市販のイチゴパックは300g)も含まれています。
生食が中心ですが、サラダ、お菓子料理に利用してもよく、加工方法としてジャム、ジュース、冷凍などがあります。ジャム、ジュースは保存期間を考えて砂糖の分量を決めます。また、レモンや夏みかんを入れると酸味のあるジャムができます。

イチゴジャム
材 料: イチゴ1kg、砂糖600~700g、レモン1個
作り方: 三分の一の量の砂糖を加えて1時間程度おき、火にかけ、砂糖を2回に分けて加えます。
      レモン汁は最後に入れます。