放射能が検出された農産物等の安全性について

出荷制限された農産物の流通監視について

 東京電力福島第一原子力発電所の事故後、食品中の放射性物質の暫定規制値が設定され、原子力災害対策本部の決定に基づき、暫定規制値を超える食品が市場に流通しないよう出荷制限などの措置がとられてきました。暫定規制値を下回っている食品は、健康への影響はないと一般的に評価され、安全性は確保されています。しかし、より一層、食品の安全と安心を確保するために、事故後の緊急的な対応としてではなく、長期的な観点から新たな基準値が設定され、平成24年4月1日から施行されています。

 奈良県・奈良市では、保健所等の食品衛生監視員が奈良県内の販売店舗において、出荷制限などの措置された食品が市場流通しないように監視を強化しています。
 現在までに、奈良県内の販売店舗において、該当する食品の販売は確認されていません。

 なお、基準値(暫定規制値)を上回る食品を通常量食べた程度であれば、直ちに健康に悪影響が生じるものではありません。

 食品中の放射性物質への対応についてはコチラ(厚生労働省HPに外部リンク)