子供は中学生。小学生の時に奈良県に引っ越して来ました。知的障がいを抱えています。障がいの程度は軽いですが、将来健常者のような収入を得て人並みの暮らしができる訳ではありません。何度も高校生になる事を考えた時に以前の居住地に戻ろうか悩みました。奈良には高校の中に支援学級があり高卒の資格が取れる学校はたったの1つ。しかも遠くて実際に通えるかと言われればムリです。知的障がいがあっても高卒の資格くらいは取らせてあげたい。将来の選択肢を広げてあげたい。今も悩んでいます。車の税金だって以前の居住地の時は免除してもらえてたのに、こちらに来たら重くないと免除にはならない。私達に子供が亡くなるまで養える経済力があれば悩まなかった事が沢山あります。下の子には上の子を背負わせたくない。自分の人生を生きてほしい。私が死ぬ時には上の子を連れていかないといけないかも知れない。障がいが分かった時からずっとそう思いながら生きています。奈良が、この世の中が障がいを持っている人でも困らず人並みの幸せを感じながら生きていけるようになってほしい。私は子供がただ生きる事に必死で孤独な人生で終るような事にはなって欲しくない。そう願う事は贅沢なのでしょうか。
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