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天河大辨財天社 てんかわだいべんざいてんしゃ

記入年月日 2017/03/22

所在地
奈良県吉野郡天川村坪内
区分
建造物 | 宗教建築
指定内容
国指定重要文化財

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
天河大辨財天社は、役行者によって開かれ、大峰山系最高峰である弥山の鎮守として祀られたのに始まります。本殿に祀られている弁財天像は通常非公開で、毎年7月16日から17日にかけて執り行われる例大祭においてのみ開帳されます。本殿右扉の中に安置されている日輪弁才天像は、60年に1度にのみ開帳とされています。また、天河大辨財天社は能とも縁が深く、能関連の資料が多く残り、その中でも木造能狂言面30面が国指定重要文化財に指定されています。弁財天は芸能の神様として知られ、芸能関係者の参拝も絶えません。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
天河大辨財天社には、貴重な文化財や南朝時代の多くの遺産が残るとともに、今では芸能関係者や観光客の参拝が絶えません。村内外からも天川村といえば、まず天河大辨財天社というように村のシンボルのような存在となっています。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
人物 役行者 役行者は、日本独自の宗教である修験道の開祖で、日本の各地の霊山で修業を行い、様々な伝説を残しています。 
当資源と関連する文献史料
多聞院日記
問い合わせ先
天川村教育委員会
電話番号
0747-63-0321

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