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釈迦ヶ岳(大峯奥駈道) しゃかがたけ

記入年月日 2016/12/12

釈迦如来像(山頂)
山頂から
千丈平
所在地
奈良県吉野郡十津川村
区分
名勝 | 山岳
指定内容
国指定史跡

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
【釈迦ヶ岳】続日本百名山に選ばれ、奈良県十津川村と下北山村の境にあります。標高1799メートルの山頂には、釈迦ヶ岳のシンボル「釈迦如来」がたたずんでいます。この釈迦如来像は大正13年、大峯開山以来の強力「岡田雅行氏」が一人で担ぎあげたといわれています。この釈迦如来像の倒壊を防ぐため大峯奥駈道を修行の場とする全国の寺院の協力を得て修復され、平成19年8月に再び釈迦ヶ岳の山頂に建立されました。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
大峯奥駈道は、道自体の価値は当然のことながら、長らく十津川村の郷社であった玉置神社をはじめとして、釈迦ヶ岳、花折塚など住民が大切に守り伝えてきたものが多数あるため。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
 ○役小角(修験道の開祖)
 ○西行(歌人)
 ○大塔宮護良親王(第96代天皇後醍醐天皇の皇子)
当資源と関連する文献史料
 「山家集」(西行)
当資源と関連する伝承
 ○役小角:大峯奥駈道を開いたといわれています。
 ○大塔宮護良親王:熊野別当定遍の軍勢に追われました。
他地域の関連する歴史文化資源
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
 ・霊場【吉野大峯、高野山、熊野三山】
 ・参詣道(修験道)【熊野参詣道小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路、高野山町石道】
問い合わせ先
十津川村 教育委員会事務局 教育課
電話番号
0746-62-0067

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