出会う 奈良県歴史文化資源データベース

明神山 みょうじんやま

記入年月日 2017/09/08

明神山からの眺望 (奈良盆地)
山頂展望デッキ
所在地
奈良県北葛城郡王寺町畠田2640
区分
歴史的景観 | 棚田・里山など
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
明神山は、奈良と大阪の府県境にあります。標高273.6mと生駒葛城山系の中では低い山ながら、その山頂からは、奈良盆地、大阪平野をはじめとして、360°の眺望を得ることができます。旧国名でいうと東は大和、伊勢、西は河内、摂津、播磨、淡路、南は和泉、紀伊、北は山城、近江と十国もの地が見渡せます。また、明神山の山中には「送迎道」という大阪府柏原市国分から、王寺町内を通る当麻道へとつながる道が通っていました。文政13年(1830年)から翌天保2年(1831年)という短い期間ではありますが、山頂に「送迎太神宮」がつくられ、おかげ参りの舞台ともなり、にぎわった時期もありました。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
明神山の山頂には、水神社があり、地域の人々にとって農作業には欠かせない水の神様としてお祀りしてきました。現在では、身近な場所で歴史を感じることができ、健康増進にも役立つスポットとして、地域住民のハイキングイベントも開催されます。
当資源と関連する文献史料
「和州送迎太神宮之図」。現在ではみることのできない送迎太神宮の姿を知ることができます。絵図の中にも景色を眺める人々が描かれています。
他地域の関連する歴史文化資源
王寺町畠田の火幡神社には石灯籠、同じく白姫山神社には石造鳥居が奉納されています。どちらにも天保2年(1831年)3月の銘があります。また、白姫山神社には割られた道しるべが石段に使われており、そこには「送迎太神宮道」との文字が刻まれています。これらは、送迎太神宮の存在を今に伝えるものです。
問い合わせ先
王寺町地域整備部地域交流課文化資源活用係
電話番号
0745-72-6565

掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。