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花折塚(大峯奥駈道) はなおりづか

記入年月日 2017/05/11

花折塚
所在地
奈良県十津川村
区分
古道・古街道 | 古道・古街道など
指定内容
国指定史跡

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
【花折塚】元弘2年(1332年)、熊野別当定遍の軍勢と戦い討死した、大塔宮護良親王の忠臣片岡八郎の墓所。後年道行く人々が、花を折って供えたところから折華塚(おりはなづか)、後に花折塚と称せられるようになりました。その後、明治15年(1882年)に現在の石碑が建立されました。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
大峯奥駈道は、道自体の価値は当然のことながら、長らく十津川村の郷社であった玉置神社をはじめとして、釈迦ヶ岳、花折塚など住民が大切に守り伝えてきたものが多数あるため。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
 ○役小角(修験道の開祖)
 ○西行(歌人)
 ○大塔宮護良親王(第96代天皇後醍醐天皇の皇子)
当資源と関連する文献史料
 「山家集」(西行)
当資源と関連する伝承
 ○役小角:大峯奥駈道を開いたといわれています。
 ○大塔宮護良親王:熊野別当定遍の軍勢に追われました。
他地域の関連する歴史文化資源
 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」
 ・霊場【吉野大峯、高野山、熊野三山】
 ・参詣道(修験道)【熊野参詣道小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路、高野山町石道】
問い合わせ先
十津川村教育委員会事務局 教育課
電話番号
0746-62-0003

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