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大和国生駒郡平群村元山上鳴川山千光寺境内及行場真図(所在:奈良県立図書情報館) やまとのくにいこまぐんへぐりむらもとさんじょうなるかわやませんこうじけいだいおよびぎょうばしんず

記入年月日 2018/06/21

大和鳴川山千光寺之図
所在地
奈良県生駒郡平群町鳴川188
区分
歴史資料 | 文書・書籍・絵図・地図など
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
29×42cm。明治期に晴雲斎竹山によって描かれた千光寺境内及び行場図です。千光寺は鳴川峠近くの山中に所在する真言宗醍醐派の寺院で、役小角が大峰山を開く前にこの地で修業したと伝え、元山上とよばれます。本図略縁起によれば、天智天皇の時、役小角が宇佐八幡宮と生駒明神の神勅により、この山に入り霊感を得、小堂を営み巖上に出現した千手観音を刻んで安置したといいます。境内には元仁2年(1225年)の梵鐘があるほか、鎌倉時代前期の石造宝塔、同後期の十三重石塔などの石造があります。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
当時の寺院の様相を知ることができる貴重な資料です。
問い合わせ先
奈良県立図書情報館 図書・公文書課 公文書・地域研究係
電話番号
0742-34-2111

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