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春日神社拝殿(舞台) かすがじんじゃはいでん(ぶたい)

記入年月日 2019/04/26

春日神社拝殿(舞台)
所在地
奈良市下深川町1327
区分
建造物 | 宗教建築
指定内容
奈良市指定文化財

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
奈良市の東部、都祁地域にある春日神社の拝殿(舞台)です。昭和45年(1970年)に都祁村指定文化財に指定され、平成30年(2018年)に奈良市指定文化財に指定されました。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
 春日神社拝殿(舞台)は、奈良市東部地域に分布する茅葺(かやぶき)の舞台形式の建物のうち、拝殿の機能をもつ例です。簡素ながら、柱や梁などに太い部材を使用し、天井や蟇股(かえるまた)を備えるなど、入念な造りです。保存状態も良く、素朴な拝殿の姿をよく留めています。
 東部地域における神社拝殿建築の典型例のひとつとして価値が高い建物です。
当資源と関連する伝承
 当社は、下深川庄の下司・深川氏が春日社を勧請したと伝えられています。
問い合わせ先
奈良市教育委員会事務局教育部文化財課
電話番号
0742-34-5369

掲載されております歴史文化資源の情報は、その歴史文化資源が地域にとって大切であると考えておられる市町村、所有者、地域の方々により作成いただいたものです。
見解・学説等の相違については、ご了承ください。