KASO奈良紹介

過疎地域は魅力の宝庫



奈良県の過疎地域には、奥深く雄大で豊かな自然とともに、数多くの歴史的資産や伝統芸能などのすばらしい宝物があふれています。
例えば、五條・吉野地域では、【霊場 吉野・大峯(れいじょう よしの・おおみね)】、【大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)】、【熊野参詣道小辺路(くまのさんけいみちこへち)】が、その “文化的景観(※)” が評価されて、【紀伊山地の霊場と参詣道】として世界遺産に登録されています。
その他にも、大和高原地域の過疎地域にはかつて、 ”伊勢まいり” で多くの人々でにぎわった【伊勢本街道】などの古くからの道があり、その街道沿いはもちろん、その周辺地域には、とても古く歴史をもつ寺社仏閣や伝統芸能、雄大な景色の自然など、魅力的ですばらしい地域資源がたくさんあります。

※ 文化的景観 (cultural landscapes)
「自然と人間の営みによって形成された景観」あるいは「自然と人間の共同作品」とも言われ、一般的な文化財の枠組みをこえた幅広い内容を含んでいます。

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