私たちのチャレンジ



子どもが小さくても、女性の力が発揮できる場所を作りたい!
その思いが私の原点です。



   Women’s Future Center 代表 
     栗本 恭子さん (奈良市在住)


   


-以前は、どんなお仕事をされていたのですか。-
短大を出た後、保険の営業をしていました。仕事は苦にならなかったのですが、
仕事の付き合いも多く、不規則な時間だったので、結婚を機に退職をしました。
その後、再就職をして、営業や事務の仕事などをしましたが、妊娠を機に退職しました。


-その後の活動のきっかけは何かありましたか。-
出産後しばらく主婦をしていましたが、育児などで悩む中、誰かと交流をしたいと思うようになりました。
そこで、子育てサークルに参加しました。そのサークルでは、素晴らしい出会いもあり、次第にボランティア組織の運営などにも関わるようになっていきました。
また、私は、「働いていた自分」が好きでしたので、仕事もしたいと思いました。専門学校にも行き、ウェブデザイナーとして少しずつ仕事をするようになりました。


-サークルやボランティア活動にお仕事とお忙しい日々ですね。-
はい。仕事以外に子育て支援の活動もやりたかったので、フリーの仕事を選びました。
仕事は、ゆっくりですがキャリアを積むことができましたし、自分が必要とされていると感じることが出来ました。
子育て支援の活動や仕事を続けていく中で、これを一つにできないかと考えるようになりました。
奈良県商工会連合会主催の女性起業塾というセミナーで、たくさんのアドバイスを頂き、事業計画書を書き上げました。


-そして、Women’s Future Center の起ち上げにつながるのですね。-
一人一人が自分らしく輝けることを目指して、2014年6月にオープンしました。ありがたいことに会員数も増え、多彩なメンバーが集まっています。
定期的にセミナーも開催し、子どもが遊んでいる横で、お母さん達が勉強することができます。子どもを離すのではなく、同じ空間で勉強をすることは、親の背中を見せるという点で、子どもにも良い影響があるのではないかと思います。    



栗本さんから女性へのチャレンジメッセージ                                          

一人一人の力は小さくても、人と人がつながる事で一人では出来ないこともできると思います。子育て中のお母さん達も、助け合える環境があれば働く事もできます。気持ちを充実させることで、子育てにも良い影響になると思うので、一歩踏み出して欲しいです。
どんな選択をしても、受け入れられる世の中になるように、私も頑張っていきたいと思います。

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