2016年度 はならぁと こあ ~高取土佐町並みエリア~

●高取土佐町並みエリアキュレーター:遠藤水城
プロフィール:
遠藤 水城 (えんどう みずき)氏
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS) 代表
1975年札幌市生まれ。京都市在住。国内外で数多くの展覧会を手がけるインディペンデント・キュレーター。地域におけるアートプロジェクトの企画・運営にも積極的に携わる。
2004年、九州大学比較社会文化研究学府博士後期課程満期退学。
art space tetra(2004/福岡)、Future Prospects Art Space(2005/マニラ)、遊戯室(2007/水戸)などのアートスペースの設立に携わる。
2004-05年、日本財団APIフェローとしてフィリピンおよびインドネシアに滞在。
05年、若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」を受賞。「シンガポールビエンナーレ2006」ネットワーキング・キュレーター。
2007年、アジア文化基金フェローとして米国に滞在。
同年より2010年まで茨城県が主催するアーカス・プロジェクトのディレクターを務める。
2009年、「福岡アジア美術トリエンナーレ」協力キュレーター。「ヨコハマ国際映像祭2009」キュレーター。
2014年、国東半島芸術祭「希望の原理」展キュレーター。
2011年より「東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)」代表。
主な著書に『アメリカまで』(2009)、『Perfect Moment』(2011)、『陸の果て、自己への配慮』(2013)など。
★同時開催:第八回 町家のかかし巡り★
●概要
日本一の山城「高取城」の城下町として栄えた高取町。昔からの町家が、多く現存し、その当時の佇まいを残しています。
この町並の佇まいをひとつのテーマパークに見立てて、開催されるイベントが「町家の案山子(かかし)めぐり」です。
町家の案山子約200体がお出迎えします。農作物を守護する田の神として村人から永く崇められてきた、案山子(かかし)。
今ではその役割も鳥獣避けネットなどに取って代わられ案山子を見かけることも少なくなってしまいました。
そんな案山子達ですが、土佐街並みには田園の案山子が町家の案山子と武家の案山子に変身して街に観光客を呼び込み、観光客をお迎えし、観光客の皆様と交流し観光客の皆様をおもてなししています。
子供からおばあちゃんまで、可愛い案山子を探しながら、秋の土佐街道を歩いてみませんか?
