奈良の輝く企業・起業


奈良の輝く企業×起業
奥吉野の食文化を古都奈良から全国へ
株式会社 中谷本舗 営業企画部 販売部 次長
澤田 真(さわだまこと)さん
寿司飯へのこだわり
 中谷本舗は、柿の葉すしや笹寿司を製造販売する会社です。「ゐざさ」という屋号でも、県民の皆さんには馴染みがあるかもしれませんね。当社は大正10年に上北山村で米屋として創業しました。そのため、米の選定やブレンド、炊飯技術に独自のノウハウを蓄積し、寿司飯には大変こだわっています。
 「ゐざさ」のものづくりの鍵は「人」にあります。米を見分ける目、ブレンドした味を確かめる舌、出来上がりまでの寿司飯の状態を見守ることも、人にしかできない仕事です。また、米は自然の産物ですから、毎年同じとは限りません。一つの銘柄ではなく複数の米を厳選してブレンドしています。経験で培ったノウハウとブレンド米こそが「ゐざさ」の命です。
首都圏や外国人観光客にも人気
 近年は首都圏での柿の葉すしの認知度が高まっていて、おみやげの他に、旅行や出張に持って行く駅弁としても人気です。東京駅などでの駅ナカ施設での需要が伸び、生産量や生産効率の増強が必要となったため、田原本町の工場を拡張しました。
 柿の葉すしは外国人にも人気です。奈良への外国人観光客が増えたこともあり、東大寺の近くにある夢風ひろば店のレストランは、多くの外国人のお客さんでにぎわっています。「SUSHI」が世界でも共通語になっていることや、すぐに食べられる手軽さから、外国人にも受け入れられているようです。
伝統を守りながらも、新しい試みを
 中谷本舗は、4年後に創業100周年を迎えます。これまで受け継いできた伝統の味やノウハウを守りつつ、新たな試みにも挑戦しています。
 「柿の葉すし」やオリジナルの「ゐざさ寿司」に加えて、季節限定の寿司づくりにも取り組んでいます。また、ラッピングや詰め合わせを工夫して、お土産や贈答用としても喜んでもらえるようにしています。奈良のおいしい食を全国へ届けていきたいです。


従業員の竹中さん(左)と澤田さん(右)

ゐざさ寿司

柿の葉すし

夢風ひろば店

「夢風ひろば店」のレストランからは、東大寺の南大門や大仏殿の大屋根を一望できます。贅沢な空間でゆっくりとゐざさの寿司を味わってください。

画像
株式会社 中谷本舗


奈良市押熊町2141-1
 
TEL
0120-234-888
URL
www.izasa.co.jp/
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 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
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