奈良の輝く企業・起業


奈良の輝く企業×起業
「織田たたみ®」で畳の良さを伝える
織田畳店 織田 理(おだおさむ)さん

「織田たたみ®の財布は、中の布地も凝っています」と紹介する織田さんご夫婦(右:理さん 左:吉美さん)
畳店の四代目
 織田畳店は、田原本町内で約120年続く畳店です。
 20歳の頃、3人姉妹の末娘だった妻の実家を継ぐために三代目の義父に弟子入りしたことが畳の仕事を始めるきっかけでした。8年ほど前に四代目を引き継ぎ、今は夫婦で畳店を営んでいます。
畳小物「織田たたみ®」のきっかけ
 四代目を継いだ頃に、自分用に畳の端材で携帯電話ケースを作ったのが始まりです。その携帯電話ケースが業者仲間に評判になり、欲しいと言う人が出てきました。当初は、夫婦で、夜な夜な試行錯誤しながら家庭用ミシンで縫っていましたが、「きちんとしたものを作ろう」と業務用ミシンを購入し、縁布を西陣織の柄にするなど、細部まで「こだわり」をもったものを作り始めました。
あきらめず続ける成果
 本業の畳店の空き時間で作っていたんですが、インターネットで販売を始めると、大きな反響がありました。注文が増え、時間的にも心理的にも余裕がなくなって「もう無理だ」と思ったときに、田原本町商工会の人から「あきらめたらもったいない」と助言をもらいました。
その後、外注先を探し、「思い」や「こだわり」を共有できるパートナーにも出会い、続けることができています。
 昨年10月にはグッドデザイン賞を受賞することができました。応募時には、仲間のサポートを受けて、妻が資料作りや当日のプレゼンを頑張ってくれました。
織田たたみ®」の反響
 人との縁やつながりに助けられ今の織田畳店があります。東京ギフトショーへの出展やニューヨークの展示会の奈良県ブースへの出展も、人とのつながりから実現しました。ニューヨークのギャラリーでの紹介など、国内だけでなく、海外でも「織田たたみR」と畳の良さを知ってもらう良い機会になりました。なにより、畳小物を通じて「畳」自体の良さを伝えることができ、その縁で本業の畳店の注文にもつながっています。
 今後も、人とのつながりを大切にし、まじめにコツコツをモットーに奈良から畳の良さを発信していきたいです。

使えば使うほど手になじむ財布


手軽に使えるティッシュカバー


ニューヨークでの展示
県内では、下記または県万葉文化館のミュージアムショップで「織田たたみ®」を買うことができます。
画像
織田畳店
田原本町幸町152-2
 
TEL
0744-32-0644
 
FAX
0744-32-2480
URL
www.oda-tatami.jp
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
 広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報制作係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

ナラプラスバナー
   ↑
スマホアプリ「ナラプラス」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら

マチイロロゴ画像
   ↑
スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら