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水害・土砂災害に注意! |
国土交通省近畿地方整備局提供 |
紀伊半島大水害 被害のようす(五條市赤谷地区)
崩壊の高さは東京スカイツリーとほぼ同じ(634m)
崩壊した土砂量は東京ドーム7.5杯分(120万m2) |
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近年、私たちの記憶に刻まれるような大規模な災害が数多く発生しています。平成23年に奈良県に大きな被害をもたらした紀伊半島大水害はまだ記憶に新しいところです。
災害はいつ、私たちの身に降りかかるかわかりません。台風や集中豪雨に伴う水害・土砂災害が発生しやすくなるこれからの時期、いざというときに身を守るためにはどうすれば良いか、考えてみませんか。 |
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「1時間あたり50mm以上の非常に激しい雨」が降る頻度が、過去40年で増加傾向にあり、水害・土砂災害の発生件数も増加する可能性があるといえます。 |
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日頃からの備えが大切です! |
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被害を防ぐためには、日頃から災害に備えて準備することが大切です。住んでいる地域の過去の浸水被害やハザードマップなどを確認して、避難経路や危険箇所を家族や地域で把握しましょう。 |
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事前にできる災害対策 |
普段から地域の危険箇所を意識しましょう! |
洪水により大きな被害が予想される県内31市町村では、浸水が想定される区域や避難場所をわかりやすく表示した洪水ハザードマップを作成し、各家庭に配布しています。
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「奈良県土砂災害・防災情報システム」を活用しましょう! |
3月より運用を開始しました。地区別の土砂災害危険度や土砂災害のおそれのある区域などを確認できます。
背景図:国土地理院地図
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過去の災害から学びましょう! |
災害は繰り返すと言われています。私たちの身近なところで過去にどのような災害が発生したか知っておきましょう。
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家族との連絡方法などを確認しておきましょう! |
災害発生時、家族が慌てず行動できるよう、連絡方法や集合場所、最終的な避難場所を確認しておきましょう。また、非常持出品を準備し、1年に1回は確認しておきましょう。(リストは下記へ)
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あなたの地域も始めませんか? |
土砂災害防災マップをつくることで、土砂災害に気づき、とるべき行動について考えるきっかけとしましょう。 |
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この機会に土砂災害について学んでみませんか? |
県では、土砂災害に対する意識を高めるための啓発活動を実施しています。
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(1)土砂災害パネル展 |
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6月2日~6月9日 |
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イオンモール大和郡山 |
6月27日~7月2日 |
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県立図書情報館 |
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(2)出前講座の希望小中学校の募集 |
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職員を派遣し、土砂災害防止に関する講座を実施します。 |
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(3)土砂災害防止に関する絵画・作文の募集 |
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小中学生を対象として募集。
夏休みの宿題にぜひご応募ください!
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大雨が降り始めたときはどうすれば? |
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まずは情報収集! |
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雨が強くなってきたら、テレビ・データ放送・ラジオ・インターネットなどで情報を集めましょう。
県では、県内の雨量・川の水位や気象情報などをお知らせしています。事前に自動配信サービス(アラームメール)に登録することで、川の水位が一定の値を超えた時や、気象注意報・警報が発表された時に、メールを受信できます。また、昨年6月にはホームページで河川の状況をリアルタイムに確認できるように河川監視カメラを導入しました。
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河川の情報自動配信サービス
河川監視カメラ画像 |
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アプリ・SNSでも情報収集! |
スマホアプリ「ナラプラス」、ツイッター、フェイスブックなどで災害発生時の被災状況や交通状況などをお知らせします。平常時には、防災に関するお役立ち情報なども配信しています。 |
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災害の前ぶれに注意! |
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大雨により川が急に増水することがあります。増水した川に近づくことは大変危険です。また、土砂災害が発生する前には以下のような現象が起きることが多いといわれています。兆候が現れたら早めに避難しましょう。 |
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種類 |
土石流 |
がけ崩れ |
地すべり |
前兆現象 |
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山鳴りがする |
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川が濁って流木がまじり始める |
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雨が降り続いているのに川の水位が下がる |
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腐った土のにおいがする |
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がけに割れ目がみえる |
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がけから水が湧き出ている |
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がけから小石がパラパラと落ちてくる |
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がけから木の根が切れる音がする |
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沢や井戸の水が濁る |
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地面にひび割れができる |
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斜面から水が噴き出す |
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家や壁に亀裂が入る |
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家や壁、木や電柱が傾く |
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避難行動のポイント |
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県と気象台が共同で発表する土砂災害警戒情報や市町村から出される避難情報を元に、避難するときのポイントを確認しておきましょう。 |
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避難勧告や避難指示(緊急)を発令することが予想される場合 |
避難準備・高齢者等避難開始 |
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避難に時間を要する人(高齢者、障害者、乳幼児等)とその支援者は避難を開始しましょう。 |
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その他の人は、避難の準備を整えましょう。 |
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高齢者等が避難を開始する段階であることを明確にするために平成29年1月に改定されました。 |
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災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合 |
避難勧告 |
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災害が発生する状況がさらに悪化し、人的被害の危険性が非常に高まった場合 |
避難指示
(緊急) |
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まだ避難していない人は、早急に避難場所へ避難しましょう。 |
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避難するときは… |
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安全で動きやすい服装で、脱げにくい運動靴を履く。 |
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夜間に災害が予想されるときは暗くなる前に行動を。 |
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避難所まで行くことがかえって命に危険が及ぶような状況では、頑丈な建物の2階以上などの近くの安全な場所や自宅内のがけから離れた部屋などのより安全な場所に避難を。 |
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状況に応じた冷静な判断を! |
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県では、防災・減災のためのシステムを整備しました。 |
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新たな防災行政通信ネットワークにより、災害発生時の通信を強化 |
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防災情報システムの導入により、関係機関の情報共有機能を強化 |
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緊急を要する防災情報を県民や報道機関に提供できるシステムの新設により、緊急速報メールやテレビのL字ウインドウを通じた、より迅速な情報提供が可能に |
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