私は薬を服用しており、めまいを起こすことがありますが、見た目ではそれが分かりません。そのため、ヘルプマークをかばんに着けています。ある日、電車で立っていると突然、気持ち悪さに襲われました。立つのもままならなくなった時、目の前の優先座席に座っていた人が、私のヘルプマークに気づいて、「大丈夫ですか。よろしければ、どうぞ」と席を譲ってくれました。 ヘルプマークは、人工関節を使用している人、内部障害や難病の人など、配慮が必要かどうか見た目では分かりにくい人が、援助を得やすくするためのものです。 もし、ヘルプマークを着けた人が困っているようであれば、電車やバスで席を譲る、災害時には安全に避難できるよう手助けをするなど、できる範囲で配慮や援助をお願いします。 ヘルプマークはかばんなどに着けて使用しますが、記入式で財布などに入れて携帯できるヘルプカードもあります。配付を希望する人はお住まいの市町村役場で申し込むことができます。
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