先日、近所の人からこんな話を聞きました。 「散歩中に飼い犬が逃げ出して困っていたところ、中学生数人が一緒になって犬を捜してくれました。最近は人間関係が希薄だとよく聞きますが、心の温かい行動をしてくれてとても感謝しています。」 平成31年4月に実施された全国学力・学習状況調査では、「人の役に立つ人間になりたいと思いますか」という質問に対して、県内の小学生の96.0%、中学生の93.6%が肯定的な回答をしています。 これからの社会は、将来の変化を予測することが困難な時代になっていくと考えられます。このような状況に対応するためには、変化に受け身で対処するのではなく、主体的に社会と関わり合っていくことが大切です。子どもたちそれぞれの可能性をさらに伸ばし、力を合わせより良い社会をつくる将来の担い手に育ってほしいと願っています。 私たちも、先ほどの中学生に学び、困っている人のために自分から進んで行動できる他者への温かい気持ちを大切にしたいですね。
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