先日、道の駅へ買い物に出かけると、地域の中学生が募金活動を行っていました。どうやら、現在の世界の状況をニュースで知り、自分たちにできることについて考え、活動を始めたとのことです。「お疲れ様。頑張ってね。」など、中学生に一言声をかけてから募金される方が多く、その言葉に中学生たちがとてもうれしそうにしているのが印象的でした。社会の一員として、自分ができることを考え、行動するということは、難しいことです。自ら社会のため仲間とともに行動した中学生の姿をとても頼もしく感じました。 これからの社会は、将来の変化を予測することがますます困難になると考えられます。そのため、さまざまな社会の課題に主体的に向き合い、多様な価値観をもつ他者と協力して課題を解決していくことが大切です。子どもたちには、ボランティア活動などの体験活動を通じて、豊かな人間性や社会性を身に付け、よりよい社会をつくる将来の担い手になってほしいと願っています。私たち一人一人がよりよい社会をつくるため、積極的に行動する心を大切にしたいですね。
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