「飛鳥・藤原」は、県内で4件目の世界文化遺産の登録を目指している遺跡群です。橿原市、桜井市、明日香村にある、宮殿跡、仏教寺院跡、墳墓など20の遺跡で構成され、平成19年に「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として世界遺産暫定一覧表に記載されました。 古墳時代の終わる6世紀末から平城京へ遷都する約100年間に、中国・朝鮮半島との交流や、中央集権体制を採用した国づくりが行われたことを示す多くの遺産があります。 世界の多様な文化や自然を、人類共通の貴重な遺産としてリストアップし、保存していくことが世界遺産の考え方です。 「飛鳥・藤原」の地に残る遺跡群を、世界に誇る価値のある文化遺産として確実に保存し、後世に伝えていくために、県民の皆さまと「飛鳥・藤原」への理解を深めたいと思います。 今回より始まる連載では隔月で「飛鳥・藤原」の価値や魅力、構成する遺跡を紹介します。
スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。 詳しくはこちら
電子書籍ポータルサイト「奈良ebooks」でもご覧になれます。 詳しくはこちら