奈良養生訓

県民だより奈良
2023年9月号

奈良養生訓
【vol.156】
タイトル

65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍と言われ、
誰もがなる可能性があります。

認知症とは?

何らかの原因で脳の働き(認知機能:記憶、思考、判断、注意など)が悪くなり、普段の生活がしづらくなった状態です。「加齢によるもの忘れ(思い出したいことがすぐに思い出せない、新しいことを覚えるのが困難など)」とは異なり、体験したこと自体を忘れてしまうなどの症状があります。

早期発見・ 治療が重要!

認知症の早期発見、早期受診・診断、早期治療は非常に重要です。例えば、薬で進行を遅らせる、健康な時間を長くすることが可能な場合があります。また、本人の意思を尊重しつつ、今後の医療や介護サービスの準備をするためにも、早めの相談と専門機関への受診が大切です。認知症について困りごとがあれば、かかりつけ医やお住まいの市町村の地域包括支援センターなどへご相談ください。

認知症の症状の例

若年性認知症とは

65歳未満で発症する認知症を指します。若くして発症するため仕事や子育てなど、生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。

9月21日は世界アルツハイマーデー

アルツハイマー病などに関する理解を深め、認知症の人やその家族に援助と希望をもたらすことを目指しています。
また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、県内でもオレンジライトアップなど、さまざまな取り組みが行われています。

オレンジライトアップイラスト

 

認知症とともに生きる

~地域で支える取り組み~

団欒イラスト

認知症サポーターの養成

認知症の人や家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」を地域で養成しています。

認知症カフェ

認知症のことを知りたい・学びたい人が気軽に集える場です。

「認知症基本法」の成立

認知症の人も含め、みんなで支え合う社会の実現を推進するため、令和5年6月14日に「認知症基本法」が成立しました。

  • 認知症についてさらに知りたい
  • 認知症に関する相談窓口 など
URL www.pref.nara.jp/16739.htm
haikei
県地域包括ケア推進室
電話 0742-27-8540
FAX 0742-27-3075
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
 市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
 広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで

お問い合わせ

広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道係 TEL : 0742-27-8325
広報制作係 TEL : 0742-27-8326 / 
FAX : 0742-22-6904
デジタル広報係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327 / 
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル TEL : 0742-27-1100

マチイロロゴ画像

スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら