65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍と言われ、 誰もがなる可能性があります。
何らかの原因で脳の働き(認知機能:記憶、思考、判断、注意など)が悪くなり、普段の生活がしづらくなった状態です。「加齢によるもの忘れ(思い出したいことがすぐに思い出せない、新しいことを覚えるのが困難など)」とは異なり、体験したこと自体を忘れてしまうなどの症状があります。
認知症の早期発見、早期受診・診断、早期治療は非常に重要です。例えば、薬で進行を遅らせる、健康な時間を長くすることが可能な場合があります。また、本人の意思を尊重しつつ、今後の医療や介護サービスの準備をするためにも、早めの相談と専門機関への受診が大切です。認知症について困りごとがあれば、かかりつけ医やお住まいの市町村の地域包括支援センターなどへご相談ください。
若年性認知症とは
65歳未満で発症する認知症を指します。若くして発症するため仕事や子育てなど、生活への影響が大きくなりやすい特徴があります。
アルツハイマー病などに関する理解を深め、認知症の人やその家族に援助と希望をもたらすことを目指しています。 また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、県内でもオレンジライトアップなど、さまざまな取り組みが行われています。
認知症とともに生きる
~地域で支える取り組み~
認知症サポーターの養成
認知症の人や家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」を地域で養成しています。
認知症カフェ
認知症のことを知りたい・学びたい人が気軽に集える場です。
「認知症基本法」の成立
認知症の人も含め、みんなで支え合う社会の実現を推進するため、令和5年6月14日に「認知症基本法」が成立しました。
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