特集2

県民だより奈良
2025年6月号

特集ロゴ

        平城宮跡 日本の食のはじまりは奈良
世界と交わり・地域とつながる空間づくり
イメージ背景
平城宮跡歴史公園(県営公園区域)では、新しい整備を進めています。
 奈良の観光拠点の一つである平城宮跡をより魅力的な場所にするため、令和6年度より奈良県観光戦略本部内に「平城宮跡周辺エリア部会」を設置しました。
 この部会では、さまざまな分野の専門家が、既存施設の活用やレストラン・宿泊施設の誘致など、平城宮跡の今後の方向性について検討を重ね「構想・コンセプト」や「導入機能」を取りまとめました。
 今後は、平城宮跡ならではの魅力を生かしつつ、人々が集い、楽しめるストーリー性あるにぎわいの場を目指します。
平城宮跡歴史公園
古代からこれまで
奈良時代は新しいことにチャレンジ・クリエイトし、後世に受け継がれている文化や技術を生み出した時代。
平城京朱雀大路・平城宮へ続く道CG制作:凸版印刷
■平城京朱雀大路・平城宮へ続く道
CG制作:凸版印刷
平城京は日本の食文化のルーツが築かれた場所
 平城京にはシルクロードから世界のさまざまな文化が伝えられるとともに、国内からは租庸調の制度に基づき、さまざまな特産物が集まりました。
 よりおいしく、長期間保存できる食品加工技術が開発され、みそなどの発酵食品が生まれ、その技術が国内各地に伝播していきました。
 奈良がはじまりとされる「食」は、食品加工技術をはじめ、お茶、まんじゅう、清酒などがあります。
厨房の様子    税を都に運ぶ人々
■厨房の様子                  ■税を都に運ぶ人々
出典:「奈良文化財研究所創立50周年記念
                     飛鳥・藤原京展ー古代律令国家の創造ー」
 
イメージ写真
海外においても日本食レストランが増加
 「日本人の伝統的な食文化」、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、海外での日本食に対する関心が高まり、日本食レストランの人気も高まっています。
イメージ写真
 
「食のハブ拠点」を目指します!
 遣唐使や渡来人により多くの文化や技術が持ち込まれ、日本の食文化のルーツが築かれた奈良時代のストーリー、そして海外での日本食への関心の高まりを踏まえ、平城宮跡を県内外、世界へのつながりを演出する「食のハブ拠点」へ。最先端の国際都市であり、美食の都でもあった平城京の現代版とも いえる空間づくりを目指します。

 

これからの取り組み
奈良時代の精神を受け継ぎ、「日本の食」と「チャレンジ・クリエイティブな活動」をキーワードに空間づくりを進めます。
世界と交わり、地域とつながる空間づくり
 日本の食文化のルーツをはじめ、世界の文化を取り入れながら新たな文化を築き上げた平城京のストーリーを生かし、県営公園区域に訪れる人や、そこで活躍する人が、チャレンジ・クリエイティブな活動ができる空間をつくります。
「食のハブ拠点」の創出を軸とした導入機能
 奈良ならではの食を堪能できるレストランやカフェ、宿泊機能付きレストラン「オーベルジュ」を誘致するなど、地域の伝統や歴史に触れながら食文化を楽しめる「ガストロノミーツーリズム」を展開します。
 また、平城京を感じられる空間を整備するとともに、公園内外の交通環境を改善し、奈良公園や西ノ京などの周辺の観光地との繋がりを強化します。地域の魅力を引き出すイベントも開催予定です。
 こんな人が訪れる場所にしたい
 奈良時代の都、平城京に国内外から多くの人が訪れていたように、地域の人はもちろん、奈良公園周辺に集中している外国人観光客や若者、女性などにも立ち寄ってもらい、国内外から多くの人が訪れる場所を目指します。
イメージイラスト
 こんな人が活躍する場所にしたい
 新しい文化を受け入れ、新しいモノを生み出していた奈良時代の精神を受け継ぎ、演奏家やシェフ、建築家やアーティストなどがチャレンジ・クリエイティブな活動ができる場の提供を目指します。
イメージイラスト
令和7年度
事業内容
さらなるにぎわいや魅力向上に向けて取り組みます
令和7年度は民間のノウハウなどの活用に向け、導入機能や事業の進め方などについて、平城宮跡周辺エリア部会にワーキンググループを設けて、具体化していきます。
平城宮跡歴史公園(県営公園区域)について詳しくはこちら
公園企画課HP▼
県公園企画課
電話 0742‐27‐8945
FAX 0742‐27‐7488
県民だより奈良
2025年6月号

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        平城宮跡 日本の食のはじまりは奈良
世界と交わり・地域とつながる空間づくり
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平城宮跡歴史公園(県営公園区域)では、新しい整備を進めています。
 奈良の観光拠点の一つである平城宮跡をより魅力的な場所にするため、令和6年度より奈良県観光戦略本部内に「平城宮跡周辺エリア部会」を設置しました。
 この部会では、さまざまな分野の専門家が、既存施設の活用やレストラン・宿泊施設の誘致など、平城宮跡の今後の方向性について検討を重ね「構想・コンセプト」や「導入機能」を取りまとめました。
 今後は、平城宮跡ならではの魅力を生かしつつ、人々が集い、楽しめるストーリー性あるにぎわいの場を目指します。
平城宮跡歴史公園
古代からこれまで
奈良時代は新しいことにチャレンジ・クリエイトし、後世に受け継がれている文化や技術を生み出した時代。
平城京朱雀大路・平城宮へ続く道CG制作:凸版印刷
■平城京朱雀大路・平城宮へ続く道
CG制作:凸版印刷
平城京は日本の食文化のルーツが築かれた場所
 平城京にはシルクロードから世界のさまざまな文化が伝えられるとともに、国内からは租庸調の制度に基づき、さまざまな特産物が集まりました。
 よりおいしく、長期間保存できる食品加工技術が開発され、みそなどの発酵食品が生まれ、その技術が国内各地に伝播していきました。
 奈良がはじまりとされる「食」は、食品加工技術をはじめ、お茶、まんじゅう、清酒などがあります。
厨房の様子
税を都に運ぶ人々
■厨房の様子                  ■税を都に運ぶ人々
出典:「奈良文化財研究所創立50周年記念
                     飛鳥・藤原京展ー古代律令国家の創造ー」
 
イメージ写真
海外においても日本食レストランが増加
 「日本人の伝統的な食文化」、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、海外での日本食に対する関心が高まり、日本食レストランの人気も高まっています。
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「食のハブ拠点」を目指します!
 遣唐使や渡来人により多くの文化や技術が持ち込まれ、日本の食文化のルーツが築かれた奈良時代のストーリー、そして海外での日本食への関心の高まりを踏まえ、平城宮跡を県内外、世界へのつながりを演出する「食のハブ拠点」へ。最先端の国際都市であり、美食の都でもあった平城京の現代版とも いえる空間づくりを目指します。

 

これからの取り組み
奈良時代の精神を受け継ぎ、「日本の食」と「チャレンジ・クリエイティブな活動」をキーワードに空間づくりを進めます。
世界と交わり、地域とつながる空間づくり
 日本の食文化のルーツをはじめ、世界の文化を取り入れながら新たな文化を築き上げた平城京のストーリーを生かし、県営公園区域に訪れる人や、そこで活躍する人が、チャレンジ・クリエイティブな活動ができる空間をつくります。
「食のハブ拠点」の創出を軸とした導入機能
 奈良ならではの食を堪能できるレストランやカフェ、宿泊機能付きレストラン「オーベルジュ」を誘致するなど、地域の伝統や歴史に触れながら食文化を楽しめる「ガストロノミーツーリズム」を展開します。
 また、平城京を感じられる空間を整備するとともに、公園内外の交通環境を改善し、奈良公園や西ノ京などの周辺の観光地との繋がりを強化します。地域の魅力を引き出すイベントも開催予定です。
 こんな人が訪れる場所にしたい
 奈良時代の都、平城京に国内外から多くの人が訪れていたように、地域の人はもちろん、奈良公園周辺に集中している外国人観光客や若者、女性などにも立ち寄ってもらい、国内外から多くの人が訪れる場所を目指します。
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 こんな人が活躍する場所にしたい
 新しい文化を受け入れ、新しいモノを生み出していた奈良時代の精神を受け継ぎ、演奏家やシェフ、建築家やアーティストなどがチャレンジ・クリエイティブな活動ができる場の提供を目指します。
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令和7年度
事業内容
さらなるにぎわいや魅力向上に向けて取り組みます
令和7年度は民間のノウハウなどの活用に向け、導入機能や事業の進め方などについて、平城宮跡周辺エリア部会にワーキンググループを設けて、具体化していきます。
平城宮跡歴史公園(県営公園区域)について詳しくはこちら
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※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
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※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
 県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
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広報広聴課
〒 630-8501 奈良市登大路町30
報道・広報制作係 TEL : 0742-27-8325
デジタル広報係 TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係 TEL : 0742-27-8327 / 
FAX : 0742-22-8653
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