特集2
本文へ移動
検索対象選択
ホームページ
検索
Foreign Language
文字サイズ
標準
拡大
背景色
黒
白
パソコン画面表示
県民情報
観光情報
防災・危機管理
現在位置
県民情報
県の組織
総務部知事公室
広報広聴課
県の広報誌「県民だより奈良」
バックナンバー
7月号
特集2
ツイート
メニュー表示
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
メインメニュー
検索
検索対象選択
ホームページ
よくある質問
施設を探す
組織から探す
ホーム
警察
議会
教育委員会
電子行政サービス
広報広聴
くらし・環境・税
住まい
消費・食生活
環境・リサイクル
税金・ふるさと納税
県土づくり
防災・防犯
景観づくり・まちづくり
結婚・子育て・家族・ストップ!児童虐待
協働・NPO・ボランティア
移住・定住
奈良県ひきこもり相談窓口
教育・人権・交流
教育・青少年
生涯学習・スポーツ・文化
人権・男女共同参画
海外・国際
県内の公立学校
保健・医療・福祉
医療
健康・保健
サービス・制度
高齢者・障害者
しごと・産業
企業支援・融資・企業立地・商業振興
雇用・労働
農林水産業
土地・都市計画
公共工事発注見通し
入札等の発注情報
入札・調達手続き
環境対策・生活衛生
各種免許・資格
開発・建築
入札・調達
県政情報
分野別計画
施策紹介
採用情報
市町村支援
条例・規則
各種審議会情報
統計情報
県公報
行政資料・刊行物目録
行財政改革
行財政運営の基本方針
行政評価
オープンデータカタログサイト
ご意見箱 ご相談・お問い合わせ はこちらです。
閉じる
特集2
2025年7月号
森を守り、森に守られる未来を創るために
森林火災や土砂災害、洪水などの報道を見て不安になったことはありませんか?
気候変動に伴う土砂災害や洪水、森林火災といった気象災害には森林が大きく関わっています。森林は、気候変動の影響を緩和し、その影響に適応していくうえで不可欠な存在だからです。そもそも森林は土砂の流出や崩壊を防止し、洪水を緩和する機能など重要な役割を担い、私たちの生活を支えてくれています。森林火災後の森林においては土砂災害防止や洪水を緩和する機能が低下しており、そのままでは土砂災害を招くこともあるので、森林の再生が重要となります。そのため、森林環境の保全は重要性を増しています。
森を守ることは、わたしたちの未来を創ること
では森林環境を保全するには、どうしたらよいでしょうか?
これまでの森づくりは、戦後復興と経済成長を支えるため、単一樹種を広範囲に植栽・育成することが推進されてきました。このような画一的な森づくりだけでは、気候変動の影響に対応する機能が低く、森林の荒廃を引き起こし、国土保全に支障をきたします。
そのため、地域にどんな森林が適しているかを考え、土地の風土に適した多様な森林に導いていかなければなりません。
地域にあった多様な森づくりを実行していける人材を育てる
地域にあった多様な森づくりの基本となるのが気候、日当たり、水分、土質・地質など森林の立地環境を考え、その土地にあった木を育てる「適地適木」、土地の災害リスクを考えながら山の地形に合わせた無理のない林業を行う「適地適業」です。
森づくりの基本を理解し、自然環境や森林生態系の特性、歴史・文化・経済を踏まえ、将来を見据えた森づくり・地域づくりを考えて実行できる森づくりのプロフェッショナル。そんな人材を育成するため、奈良県吉野町に新たな森林管理を学び、森づくりのプロを育てる学校として「奈良県フォレスターアカデミー」を令和3年度に設立しました。
奈良県フォレスターアカデミーで森づくりのプロフェッショナルを目指す
県フォレスターアカデミーでは、森と人の共生する社会の実現に向けて、豊富な知識と高い技術を備えたフォレスター(森づくりのプロフェッショナル)を育成しています。森林での現場作業に必要な技能はもちろん、森林管理・経営のノウハウ、森を中心とした地域づくりやコミュニケーション・合意形成スキルなど、森づくりで必要となる力を実践的に身に付けていきます。
授業例01
森林に潜む災害リスク評価
~林業と国土保全の両立に向けて~
森林管理の適正化と林業経営の効率化が一体的に展開されることで、今後、林業は活性化すると考えられています。その一方で、林業活動によって山崩れなど土砂移動の活発化や国土保全上の問題が生じる懸念もあります。
そのため授業では、林業振興だけでなく、森林の国土保全効果を低下させないことが重要という視点から「林業と国土保全の両立」の考え方を身に付けます。
授業で森林利用の歴史や豪雨災害の事例、山崩れのメカニズムなどを学ぶだけでなく、実際に災害リスクの高い森林で地形の起伏、樹木の状態や植生変化を観察・スケッチすることで、技術者として現場を見る目を養い、判断力を身に付けます。
授業例02
森林火災跡での「森の設計」による森林再生
火災から約10年が経過したものの、シカによる植物の食害などの影響で、いまだに森林に戻っていない森林火災跡。土砂流出を防ぎ、将来の世代が恩恵を受けられる森にするためには、早期の森林化が必要です。
この現場で行われる実習は、その場に合う木を植える「適地適木」を基本に、学生が「森の設計」を考えるところからスタート。学期の最後には木材として価値のある樹種に加え、早期に生長して根によって土を留める樹種も交え、実際に植栽を行います。
学生たちは実習を通して、森林を見る目、適地適木の設計手法などを身に付け、森づくりのプロフェッショナルとしてのスキルを磨いていきます。
奈良県フォレスターアカデミーをもっと知る
イベント情報
オープンキャンパス開催
時
8月24日(日)9時30分~16時
所
(1)県フォレスターアカデミー(吉野町飯貝)
(2)県林業機械化推進センター(吉野町香束)
申
下記のURLから
nfa.ac.jp/blog/?p=2116
五感で楽しむ!ならの森林ツアー
〜森林を守り育てる!フォレストワーカー体験〜
時
10月31日(金)9時〜17時
所
県内の森林(川上村東川)など
申
下記のURLから
narawoodjob.wixsite.com/forestworker
7月下旬より受付予定
問
奈良県林業労働力確保支援センター
電話
0744-26-0202
県民だより奈良
バックナンバー
アカデミー卒業生が、どんな業務に、どんな形で森林・林業へ携わっているのか紹介しています。
ぜひご覧ください!
2024年6月号
www.pref.nara.jp/secure/309047/kenmin03.pdf
2023年12月号
www.pref.nara.jp/secure/301562/kenmin02.pdf
令和8年度入学
6期生
学生募集
募集学科
森林作業員学科(1年制)
フォレスター学科(2年制)
定 員
両学科合わせて20人程度
一般入試
【第1回】
出願期間
令和7年8月18日(月)~9月26日(金)
試験日
令和7年10月5日(日)
合格発表
令和7年10月14日(火)
詳しくはこちら
nfa.ac.jp/guideline/
問
県フォレスターアカデミー
電話
0746‐42‐8100
FAX
0746‐42‐8400
最新情報は公式インスタグラムに掲載!
www.instagram.com/nara_forester_academy/
2025年7月号
森を守り、森に守られる未来を創るために
森林火災や土砂災害、洪水などの報道を見て不安になったことはありませんか?
気候変動に伴う土砂災害や洪水、森林火災といった気象災害には森林が大きく関わっています。森林は、気候変動の影響を緩和し、その影響に適応していくうえで不可欠な存在だからです。そもそも森林は土砂の流出や崩壊を防止し、洪水を緩和する機能など重要な役割を担い、私たちの生活を支えてくれています。森林火災後の森林においては土砂災害防止や洪水を緩和する機能が低下しており、そのままでは土砂災害を招くこともあるので、森林の再生が重要となります。そのため、森林環境の保全は重要性を増しています。
森を守ることは、わたしたちの未来を創ること
では森林環境を保全するには、どうしたらよいでしょうか?
これまでの森づくりは、戦後復興と経済成長を支えるため、単一樹種を広範囲に植栽・育成することが推進されてきました。このような画一的な森づくりだけでは、気候変動の影響に対応する機能が低く、森林の荒廃を引き起こし、国土保全に支障をきたします。
そのため、地域にどんな森林が適しているかを考え、土地の風土に適した多様な森林に導いていかなければなりません。
地域にあった多様な森づくりを実行していける人材を育てる
地域にあった多様な森づくりの基本となるのが気候、日当たり、水分、土質・地質など森林の立地環境を考え、その土地にあった木を育てる「適地適木」、土地の災害リスクを考えながら山の地形に合わせた無理のない林業を行う「適地適業」です。
森づくりの基本を理解し、自然環境や森林生態系の特性、歴史・文化・経済を踏まえ、将来を見据えた森づくり・地域づくりを考えて実行できる森づくりのプロフェッショナル。そんな人材を育成するため、奈良県吉野町に新たな森林管理を学び、森づくりのプロを育てる学校として「奈良県フォレスターアカデミー」を令和3年度に設立しました。
奈良県フォレスターアカデミーで森づくりのプロフェッショナルを目指す
県フォレスターアカデミーでは、森と人の共生する社会の実現に向けて、豊富な知識と高い技術を備えたフォレスター(森づくりのプロフェッショナル)を育成しています。森林での現場作業に必要な技能はもちろん、森林管理・経営のノウハウ、森を中心とした地域づくりやコミュニケーション・合意形成スキルなど、森づくりで必要となる力を実践的に身に付けていきます。
授業例01
森林に潜む災害リスク評価
~林業と国土保全の両立に向けて~
森林管理の適正化と林業経営の効率化が一体的に展開されることで、今後、林業は活性化すると考えられています。その一方で、林業活動によって山崩れなど土砂移動の活発化や国土保全上の問題が生じる懸念もあります。
そのため授業では、林業振興だけでなく、森林の国土保全効果を低下させないことが重要という視点から「林業と国土保全の両立」の考え方を身に付けます。
授業で森林利用の歴史や豪雨災害の事例、山崩れのメカニズムなどを学ぶだけでなく、実際に災害リスクの高い森林で地形の起伏、樹木の状態や植生変化を観察・スケッチすることで、技術者として現場を見る目を養い、判断力を身に付けます。
授業例02
森林火災跡での「森の設計」による森林再生
火災から約10年が経過したものの、シカによる植物の食害などの影響で、いまだに森林に戻っていない森林火災跡。土砂流出を防ぎ、将来の世代が恩恵を受けられる森にするためには、早期の森林化が必要です。
この現場で行われる実習は、その場に合う木を植える「適地適木」を基本に、学生が「森の設計」を考えるところからスタート。学期の最後には木材として価値のある樹種に加え、早期に生長して根によって土を留める樹種も交え、実際に植栽を行います。
学生たちは実習を通して、森林を見る目、適地適木の設計手法などを身に付け、森づくりのプロフェッショナルとしてのスキルを磨いていきます。
奈良県フォレスターアカデミーをもっと知る
イベント情報
オープンキャンパス開催
時
8月24日(日)9時30分~16時
所
(1)県フォレスターアカデミー(吉野町飯貝)
(2)県林業機械化推進センター(吉野町香束)
申
下記のURLから
nfa.ac.jp/blog/?p=2116
五感で楽しむ!ならの森林ツアー
〜森林を守り育てる!フォレストワーカー体験〜
時
10月31日(金)9時〜17時
所
県内の森林(川上村東川)など
申
下記のURLから
narawoodjob.wixsite.com/forestworker
7月下旬より受付予定
問
奈良県林業労働力確保支援センター
電話
0744-26-0202
県民だより奈良
バックナンバー
アカデミー卒業生が、どんな業務に、どんな形で森林・林業へ携わっているのか紹介しています。
ぜひご覧ください!
2024年6月号
www.pref.nara.jp/secure/309047/kenmin03.pdf
2023年12月号
www.pref.nara.jp/secure/301562/kenmin02.pdf
令和8年度入学
6期生
学生募集
募集学科
森林作業員学科(1年制)
フォレスター学科(2年制)
定 員
両学科合わせて20人程度
一般入試
【第1回】
出願期間
令和7年8月18日(月)~9月26日(金)
試験日
令和7年10月5日(日)
合格発表
令和7年10月14日(火)
詳しくはこちら
nfa.ac.jp/guideline/
問
県フォレスターアカデミー
電話
0746‐42‐8100
FAX
0746‐42‐8400
最新情報は公式インスタグラムに掲載!
www.instagram.com/nara_forester_academy/
※「県民だより奈良」は県内の各家庭にお届けしています。
市町村窓口、県の施設などにも配置しています。
※点字と声による「県民だより奈良」も発行していますので、必要な方は県広報広聴課へご連絡ください。
県では、経費削減のために、「県民だより奈良」の裏表紙に有料広告を掲載しています。
広告の申込・お問い合わせは、株式会社キョウエイアドインターナショナル大阪支社(TEL:06-4797-8251)まで
お問い合わせ
広報広聴課
〒 630-8501
奈良市登大路町30
報道・広報制作係
TEL : 0742-27-8325
デジタル広報係
TEL : 0742-27-8056
県民相談広聴係
TEL : 0742-27-8327
/
FAX : 0742-22-8653
相談ならダイヤル
TEL : 0742-27-1100
添付資料を見るためにはビューワソフトが必要な場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。
スマートフォンでご利用されている場合、Microsoft Office用ファイルを閲覧できるアプリケーションが端末にインストールされていないことがございます。その場合、Microsoft Officeまたは無償のMicrosoft社製ビューアーアプリケーションの入っているPC端末などをご利用し閲覧をお願い致します。
県民だより奈良
月別バックナンバー
コーナー別
スマホアプリ「マチイロ」でも電子書籍版がご覧になれます。
詳しくはこちら
電子書籍ポータルサイト「奈良ebooks」でもご覧になれます。
詳しくはこちら
ページの先頭へ
個人情報の取り扱いについて
リンク・著作権・免責事項
ウェブアクセシビリティ
奈良県庁 〒630-8501 奈良市登大路町30
地図・アクセス
県庁代表電話番号: 0742-22-1101
県庁各課室への電話番号はこちら
(受付:午前8時30分~午後5時15分)
(C) 2023 Nara Prefecture
スマートフォン表示