
2026年2月号
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Vol.23
藤原京に建てられた二つの国家寺院
日本で初めて中央集権国家が誕生したことを象徴する都・藤原京。この都の造営計画には、国と都を守るために天皇が建てるよう命じた、二つの寺院の建立が組み込まれていました。
大官大寺跡
大官大寺(だいかんだいじ)は、東アジア各国(唐(とう)・百済(くだら)・新羅(しらぎ)・高句麗(こうくり))に共通する国家シンボルともいえる九重塔や巨大な金堂を備えた「飛鳥・藤原」最大の寺院でした。金堂は藤原宮大極殿に匹敵する規模で、九重塔は高さ約80mに達したと推定されています。
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所
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明日香村小山・橿原市南浦町 |
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アクセス
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近鉄橿原神宮前駅より奈良交通バス「明日香小山」下車 東へ約450m
近鉄大和八木駅より奈良交通バス「南浦町」下車 南へ約350m
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本薬師寺跡
680年、鸕野讚良皇后(うののさららのこうごう)(後の持統天皇)の病気回復を祈った天武天皇によって建てられ、やがて国を護る役割を担いました。平城京遷都により現在の奈良市西ノ京の薬師寺へ移転し、現・薬師寺と区別するため本(もと)薬師寺と呼ばれるようになりました。
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所
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橿原市城殿町 |
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アクセス
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近鉄畝傍御陵前駅下車 東へ約500m |
世界遺産「飛鳥・藤原」
登録推進協議会
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