【洪水浸水想定区域】
洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、又は浸水を防止することにより、水害による被害の軽減を図るため、当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を指定したものです。また、市町村が作成する洪水ハザードマップの基本情報となります。
【概要】
現在まで、奈良県が管理する河川のうち23水位周知河川について、想定最大規模降雨を対象とした浸水想定区域図を公表しています。令和3年5月の水防法改正により法改正前までは、洪水浸水想定区域の指定対象ではなかった中小河川が追加され、水害リスク情報の空白地帯の解消を目指すこととされました。
【洪水浸水想定区域図の内容】
・洪水浸水想定区域図(想定最大規模降雨)
県内の水位周知河川について、水防法の規定により定められた想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域、浸水した場合に想定される水深を表示した図面です。
・洪水浸水想定区域図(計画規模降雨)
県内の水位周知河川について、水防法の規定に基づき、計画規模降雨(河川整備の基本となる降雨)により浸水が想定される区域、浸水した場合に想定される水深を表示した図面です。
・洪水浸水想定区域図(浸水継続時間)
県内の水位周知河川について、水防法の規定により定められた想定最大規模降雨による浸水継続時間を表示した図面です。
・洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(氾濫流))
県内の水位周知河川について、家屋倒壊等をもたらすような氾濫の発生が想定される区域(家屋倒壊等氾濫想定区域)のうち、氾濫流による家屋倒壊・流出等の危険性を表示した図面です。
・洪水浸水想定区域図(家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸侵食))
県内の水位周知河川について、家屋倒壊等をもたらすような氾濫の発生が想定される区域(家屋倒壊等氾濫想定区域)のうち、河岸の侵食幅を予測したものを表示した図面です。
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