送水管の防食

電気防食とは

 地面内を流れる電流が影響して、鉄製の水道管に穴を開けることがあります。
奈良県水道局では、送水管を腐食から守るため、電気防食の技術を導入しています。
電気防食には

1 外部電源装置
2 選択排流器
3 流電陽極

などがあります。 以下に装置の一例を紹介します。

電気防食設備(外部電源装置)

外部電源装置

送水管に微弱電流を流し、腐食を防止します。

電気防食設備(選択排流器)

選択排流器

電車の線路からの漏れ電流による腐食を防止する装置です。

電防ターミナルボックス

ターミナルボックス ターミナルボックス
 マンホールの中に送水管と繋がった測定線があり、これを測定することによって、
主に道路下に埋設されている送水管の
現在の防食状態(腐食しやすい状態か)を
チェックします。