奈良養生訓

 



骨折・転倒防止にカルシウムを!
 高齢者の寝たきりの原因となる「骨折や転倒」。骨折に影響する骨密度は、何もしなければ20歳頃をピークに減少します。奈良県民の平均カルシウム摂取量は537.7mg/日(平成23年)で、国が示す推奨量を下回っています。骨折を防ぐため、シニア世代は骨密度を減らさない食生活などの工夫が必要です。


 骨密度を減らさないためにはカルシウムの摂取が必要です。カルシウムを多く含む食品は乳製品です。牛乳が苦手な方は、小魚や野菜にも含まれています。カルシウムは吸収のよくない成分であり、いちばん吸収率の高い乳製品でも40%しか吸収されません。また、いっしょに食べるものによっても吸収に影響があるとされています。


 カルシウムといっしょに摂取することで、カルシウムの吸収を高めたり、骨にためたりする効果がある食品を紹介します。



 骨は、身体にとっていろいろな働きをしています。



 カルシウムを効率よくとるには、乳製品を毎日の料理に取り入れる、幅広くいろいろな食品を食べることなどが大事です。また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、日光にあたることで形成されます。1日15分でもおでかけし、日光を浴びながら歩くことも大事です。不足しがちなカルシウムを意識して取り入れましょう。



カルシウムを毎日の食卓に!

 いつものメニューにカルシウムをプラスしたり、食品の組み合わせを工夫することで、よりカルシウムの摂取と吸収を増やしましょう。

問 県健康づくり推進課 ☎ 0742-27-8682 FAX 0742-22-5510


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