奈良県感染症情報センター

令和5年3月13日からマスクの着用は個人の判断が基本となります

インフルエンザ警報発令です
定点当たり報告数が、警報レベルの基準である「30.0」を超えました。

すでに大きな流行となっていますが、さらなる感染拡大の可能性も考えられます。

予防と早めの治療を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。

 

<インフルエンザの予防・対策について>

インフルエンザの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を防止する効果が報告されています。特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方につきましては、予防接種をご検討ください。(インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは接種間隔の制限がないため、同時接種も可能です)

・ 基本的な感染防止策(換気、消毒、距離、必要な場面でのマスク着用)を徹底し、発熱や倦怠感があるなど、少しでも体調が悪い時は外出を控えましょう。

・ 外出後など、こまめに流水・石けんによる手洗いをしましょう。 インフルエンザウイルスは、コロナウイルスと同様にアルコール製剤による手指消毒も有効です。

インフルエンザ報告数の速報値グラフはこちら

 

<関連リンク>

  令和5年度 今シーズンのインフルエンザ総合対策について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

― 梅毒が拡大しています ―

☆梅毒とは

   梅毒は、梅毒トレポネーマという病原体が原因の感染症で、主に性的接触により感染します。オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。梅毒に感染すると、性器や口の中に小豆から指先くらいのただれができたり、手のひらや体中に痛み、かゆみのない発疹ができたりします。自然に症状が消えても、体の中で病原体が潜伏していることがあるため、注意が必要です。治療に有効な抗菌薬がありますが、治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に拡がり、死に至ることもあります。

   2011年頃から全国的に報告数が増加傾向になり、2019年、2020年にはいったん減少したものの、2021年以降は大きく増加しています。男性は20代~50代、女性は20代で報告が多い状況です。

   多数の人と性的接触を持つと感染する(または感染させる)リスクが高まります。また、一度完治しても生涯にわたる免疫(終生免疫)は得られず、再感染する可能性があります。

   予防には、性交渉時のコンドームの適切な使用が重要ですが、コンドームで覆わない部分で感染が起こることもあるため、完全に感染を防ぐことはできません。皮膚や粘膜に異常がある場合は性的接触を控え、医療機関を受診して下さい。

妊娠中の梅毒感染は特に危険です

 妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、先天梅毒になることがあります。先天梅毒になると、死産や早産になったり、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたしたりすることがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。

   近年、先天梅毒の報告が多くなっており、2022年には県内での報告もありました。

奈良県の状況

   奈良県も全国同様に梅毒患者の報告は増加しており、2023年は、報告数の多かった2022年を上回る勢いで報告数が増加しています。男性は20代~40代の報告数が増加傾向、女性は10代・20代の報告数が特に増加しています。

症状があるときや不安なときは早めの検査を

   梅毒は、早期発見・早期治療で治る病気です。

   男女ともに、親となる年齢層からの報告が多くなっていますので、注意が必要です

   症状があるときや、不安なときは、パートナーと一緒に必ず検査を受けるようにして下さい。

 

2022/2023年のインフルエンザ

 2022/2023シーズンのインフルエンザ定点あたり報告数グラフ

お問い合わせ

奈良県感染症情報センター  (奈良県保健研究センター内)

〒633-0062 桜井市粟殿1000
電話番号 0744-47-3183