1.瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)「旧山口氏南都別邸庭園」
■ 瑜伽山園地は、奈良公園の南端、浮見堂と鷺池の南側に位置する広さ約1.3㏊の園地です。
当該地が位置する高畑町は、明治期から昭和初期にかけて、志賀直哉をはじめ日本を代表する文人や画家が住居やアトリエを構えていました。当敷地も、高畑町の一角として、明治期から大正期にかけて大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏の別荘があり、小見寺八山などの画家や茶人等が、庭園や茶室で交流を深めた歴史があります。
奈良県は、文化的価値の高い当庭園を瑜伽山園地「旧山口氏南都別邸庭園」として復元整備し、 令和2年5月より供用を開始致しました。名勝「奈良公園」の風致景観のなかで、特に往時の雰囲気を味わえる庭園です。
リーフレットは こちら(pdf 2908KB)です。
〇 開園時間
9時00分~22時00分(入園は21時30分まで)
〇 開園期間
無休 ただし、2月24日~2月末日は庭園メンテナンスのため休園
〇 入園料
無料
〇 茶室利用期間
無休 ただし、2月24日~2月末日は庭園メンテナンスのため休園
〇 茶室利用料金
9時00分~12時00分 8,400円
13時00分~17時00分 11,200円
9時00分~17時00分 19,600円
18時00分~21時30分 9,800円
13時00分~21時30分 21,000円
9時00分~21時30分 29,400円
〇 庭園及び茶室に関するお問い合わせ
TEL:0742ー22ー5911(吉城園) (受付時間9時00分~17時00分)
2.吉城園(よしきえん)
■ 吉城園(よしきえん)は、「興福寺古絵図」によると同寺の子院の摩尼珠院(まにしゅいん)があったところとされています。明治に民間の所有となり大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られました。企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから奈良県が所有し庭園を公開しています。
園内は池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、苔の庭には離れ茶室があります。
なお、庭園管理業務受託者による 吉城園ブログはこちらです。
○ 開園時間
9:00~17:00(ただし、入園は16:30まで)
○ 開園期間
4月1日~2月23日、3月1日~3月31日
(2月24日~2月28日は休園)
○ 入園料
無料 ※令和2年4月より変更しました
○ 茶室利用期間
4月1日~2月23日、3月1日~3月31日
(2月24日~2月28日は休止)
○ 茶室利用料金
午前( 9:00~12:00)利用 12,560円(15,080円)
午後(13:00~17:00)利用 14,660円(17,600円)
全日( 9:00~17:00)利用 25,130円(30,160円)
( )内は野点をする場合の利用料金
○ 茶室利用受付
TEL.0742-22-5911(受付時間9:00~17:00)
毛氈、ポット類、紅白幕等の備品を無償で貸出します。
3.登大路園地(のぼりおおじえんち)
■ 奈良公園への訪問者が近鉄電車をおりて最初に目にするのが、この登大路園地です。芝生と樹木が自然にとけこむ美しい緑の広場です。
奈良公園の中で、最も古くから開設された公園地 (興福寺 旧境内地)
奈良公園の玄関口です。
後ろの建物が奈良県庁です。
4.浅茅ヶ原園地(あさじがはらえんち)
■ 春日参道の南側 丘陵地一帯で地形の変化に富み、
静かにたたずむ重要文化財の円窓亭や片岡梅林があり、
鷺池の浮見堂が水面に映える景勝地です。
片岡梅林です。
川股亭です。公園に訪れる人の休憩施設です。
浮見堂です。ここも沢山の人が訪れる有名な観光スポットです。
5.荒池園地(あらいけえんち)
■ 水に乏しい奈良公園に築造した荒池は瑜伽山と芝生の広場によって水景を保っています。
樹木との空間に太陽が輝き、明るい開放感をあたえる潤いのある園地です。
6.浮雲園地(うきぐもえんち)
■ 奈良公園の中心部です。南大門の楼閣、若草山の陵線が松の枝越しに見え、鹿の群れ遊ぶ姿が、古都の風情を一層高めるところです。
園 路
浮雲園地の休憩舎です。
7.春日野園地(かすがのえんち)
■ 奈良公園の中で、最も広い多目的広場に整備されています。東に若草山を望み、園地内には吉城川・白蛇川を保ち、緑と水が美しい空間です。
行楽シーズンにはたくさんの人で賑わいます。
三社池です。休憩舎があり、公園を訪れる人の憩いの場になっています。
8.猿沢池園地(さるさわいけえんち)
■ 五重塔と池の柳が水面に映える景観は、奈良公園の代表的な名勝地です。市街地に最も近く市民の憩いの場でもあります。
猿沢池畔から興福寺五重塔をのぞむ
猿沢池湖畔のヤナギ
9.茶山園地(ちゃやまえんち)
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