国道169号下北山村前鬼~上池原災害復旧権限代行起工式が下北山村内で開催されました。
開式の辞の後、土砂崩落による犠牲者へ黙祷を捧げた上で、主催者である山下知事による挨拶や来賓祝辞、村民などからの「期待のメッセージ」に続いて、関係者による鍬(くわ)入れが行われ、工事の安全と一日も早い完成が祈念されました。
国道169号は「紀伊半島アンカールート」を構成する、地域の生活や救急医療を支える「命の道」であり、本県南部地域の「地方創生」・「国土強靱化」を推進していく上で必要不可欠な道路です。被災区間では今もなお片側交互通行の制限がありますが、今回の復旧工事が完了すれば救急医療や観光の面において大きな効果が期待されます。
県としても崩落しそうな箇所を早期に把握し事故を未然に防止するための取組などを行い、南部地域の活力の再生につなげていきます。


