平成29年度の水稲高温障害対策について

~今後の水管理~


 平成22年産米では、登熱期の高温障害により白未熟粒 (心白粒・乳白粒・基部未熟粒な

ど)が多く発生し、特に平坦部のヒノヒカリでは1等米比率が大きく低下しました。

 一方、平成23年以降は出穂期から収穫期にかけて気温が平年並みかそれ以下となり、高温

障害は大きな問題となりませんでした。

 本年は、既に「高温に関する異常天候早期警戒情報」が出されており、6月下旬から高温で推

移しています。
 
 8月から9月にかけての気温は、大阪管区気象台では、平年並または高い確率が80%と予想し

ており、登熱期が高温で推移する可能性がやや高いと考えられます。

 出穂期以降、登熱期に気温の高い状態が続くと、高温障害が発生する可能性があります。
 
 天候には十分注意し、高温障害を受けないよう、下記のとおり適期に適切な栽培管理を行い

ましょう。


<これから特に重要となる水管理>

良質な米づくりのためには適切な水管理が欠かせません。移植から分げつ期までの水管理は、保温、肥料の吸収、雑草の抑制等に重要な役割を果たしてきました。これからは幼穂の形成、開花及び登熟等を促すためにますます重要となってきます。

 水管理による高温障害対策

出穂~開花期は、最も水を必要としますのでほ場の水を絶やさないようにします出穂から、約30日間は、土が乾きすぎないように注意し、ときどき水を入れます。この時期にほ場が乾燥すると、高温障害が発生しやすくなります。

●高温(特に高夜温)による稲株の消耗が高温障害の発生を助長します水利の良い田では、開花期以降にかけ流しの水管理をし、地温を下げて稲の消耗を抑えることで、品質低下の度合いを減らすことができます。

●刈り取り作業のしやすさを優先して早期に落水すると、未熟米や胴割れの増加により品質が低下しやすくなります。特に高温下では品質低下が一層助長されますので、収穫作業に支障のない限り、できるだけ落水は遅らせます。

 

収穫の間際まで稲の活力を維持することが重要です

  
  こちらの資料もご覧ください。(pdf 138KB)

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