今月の米づくり(平坦)・11月/調製作業

1)品質のよい米をとるため、乾燥、調製に気をつけましょう!

・玄米の水分は14.5%になるように乾燥してください。米の貯蔵性を向上させ、変質を防ぐためです。農産物検査規格の玄米水分(上限)は16.0%ですが、14.5%より乾燥しすぎないよう気をつけましょう。

・生もみを乾燥するときは、もみの湿り具合をみて乾燥時間を決めてください。常温または加熱した空気をもみの中に送り込んで、もみから水分を除去します。乾燥速度は温度が高いほど、また、湿度が低いほど早くなります。加熱乾燥法では、空気を加熱することにより、温度が上昇するだけでなく湿度も低下するので、能率的です。温風温度はもみの水分が高いときには低めに設定し、水分が1時間に0.8%以内でゆっくり乾くように調節します。乾燥過程では適宜もみの水分を測ってください。過乾燥は経費が余分にかかるだけでなく、食味が低下し、商品価値を損なうので、特に注意してください。

・乾燥させたもみはよく冷ましてから、もみすり機にかけてください。乾燥直後はもみ殻と内部の玄米との水分差がかなり高く、玄米からもみ殻への水分移動が十分に行われていません。また、穀温が高く、玄米表面はまだ軟らかいので、肌ずれなどが生じやすくなっています。数時間、放置しておくと、もみ殻と玄米の水分交換がほぼ完了するので、もみすり作業がしやすくなります。乾燥の終わったもみの水分をチェックしてからもみすり機にかけてください。検査規格以内の水分であれば、肌ずれすることなく仕上がります。ロールは締めすぎないように注意してください。

・米選機やライスグレーダーで選別し、くず米を除いてください。玄米は必ず性能の高い動力回転式米選機(ライスグレーダー ふるい目は1.8mm以上)でくず米を完全に除去し、良質米に仕上げてください。
玄米の品質



 


markわからない用語は、左のお役立ちメニューボックス「農業用語集」で、調べることができます。
modoru「お米・菜園づくり応援」トップページにもどる


 

今月の米づくり(山間)・11月/農業機械の安全使用

秋の収穫作業も終わり、比較的作業の少ない時期なので、農業機械の清掃、点検整備に努めましょう。
 特に秋に使用したコンバイン、乾燥機などは、ホコリや残籾が多く、きれいに清掃しておきましょう。翌年の混米の原因になるだけでなく、ネズミの巣ができる恐れもあります。また、トラクターやコンバインのエアクリーナーやラジエータは、ホコリがたまりやすいので、入念に点検しておきましょう。
 使う間際になってから農業機械の故障に初めて気づく場合が多いものです。代かきや田植え時期になって、急に修理を頼んでも、すぐに見てもらえないこともあります。スムーズに稲作作業を行うためにも、今のうちに農業機械の点検作業をしておきましょう。
 入念に農業機械を点検整備することは、機械の寿命を長くし、農作業安全の確保にもつながります。


markわからない用語は、左のお役立ちメニューボックス「農業用語集」で、調べることができます。
modoru「お米・菜園づくり応援」トップページにもどる

今月の家庭菜園 11月

タマネギの定植

定植時期は、早生品種で10月下旬から11月上旬、中・晩生品種で11月中旬~下旬が目安です。1平方メートル当たり元肥として与える化成肥料は50gまでとし、多すぎないようにします。幅90~120cmの畝をつくります。
 90cmの畝なら2条、120cmの畝なら4条にし、株間は10~12cmにします。植え付けの深さは2cmくらい、緑色の部分が土に埋もれない程度の浅植えにします。
 植え付け後、3週間~1ヶ月と3月の2回、化成肥料を1平方メートル当たり50g施します。
タマネギイラスト

イチゴの追肥
植え付け後2週間もすれば、イチゴの苗は完全に活着します。1回目の追肥は定植後30~45日に行います。条間に肥料をまく浅い溝を掘り、1平方メートル当たり40gの肥料をおいて軽く土をかぶせます。2回目の追肥は、2月下旬~3月上旬の比較的気温の暖かくなった時期に1平方メートル当たり40gおきます。
 冬場の葉かきは、枯れた葉を整理する程度にとどめておきましょう。



防寒対策
山間部はもちろん,特に奈良の平野部のような盆地では、気温が低くなりやすく、風や霜にそなえて対策を立てておくことも必要です。風よけは、株の痛みを防ぐと同時に防寒の役目も果たします。
 エンドウの株もとやタマネギの条間に堆肥やもみ殻を敷くことにより、寒さや乾燥を防ぐこともできます。また、凍霜害対策として不織布やこもなどで株を覆うのも効果があります。
タマネギ苗イメージ

markわからない用語は、左のお役立ちメニューボックス「農業用語集」で、調べることができます。
modoru「お米・菜園づくり応援」トップページにもどる

今月の花作り 11月

《上旬》


<キクの新株の準備>
 キクの鉢植えを楽しんでおられる方は、冬至芽(吸枝)が完成してきますから、冬至芽をいかして苗の更新をしましょう。

<腐葉土作り>
 落ち葉が始まれば、木の葉を集めて腐葉土作りをしてみませんか。
 マツ葉のような針葉樹の葉を混ぜないように、落ち葉を集めて腐らすとよい腐葉土になります。



《中旬》
<夏咲き球根の堀上げ>
 ダリアやカラーなど、夏咲きの球根植物は、地上部は枯死し、地下部では球根が成熟していますから寒くならないうちに堀上げます。
 ダリアなどは寒さや乾燥に弱いので、おがくずなどに埋めて保存します。

<バラの冬越し>
 バラは落葉が終わり、越冬芽も完成しますので、充実した芽を選び来春の樹姿を想定して剪定をします。

《下旬》

<冬花壇の管理を>
 9月末から10月にかけて模様替えした冬の花壇も、霜にあって汚くなった部分が出来てきます。
 花がらを取ったり、補植をして冬中きれいに保ちましょう。

<落葉樹の植え替え>
 落葉が終わって休眠に入った花木は植え替えの適期です。
 また春に植え替えの予定がある木については、根回しをこの時期にしておきましょう。

冬花壇イメージ

 

markわからない用語は、左のお役立ちメニューボックス「農業用語集」で、調べることができます。

modoru「お米・菜園づくり応援」トップページにもどる





markわからない用語は、左のお役立ちメニューボックス「農業用語集」で、調べることができます。
modoru「お米・菜園づくり応援」トップページにもどる