奈良県児童虐待防止アクションプラン策定

1.アクションプラン策定の背景

 平成22年3月、桜井市において5歳の男児が親からの虐待により死亡する事件が発生しました。この事件を機に設置された「奈良県児童虐待対策検討会」(以下「検討会」という。)では、事例検証等から県内における児童虐待防止対策についての問題点と課題を抽出し、その解決に向けた提言を行いました。(平成23年6月)

 本県では、この提言を踏まえ、児童虐待の防止に向け、母子保健や子育て支援分野等を含む総合的な取組を実施し、提言を受けた平成23年度から、各種取組について一定の成果が発現すると見込まれる平成25年度までを期間とした「奈良県児童虐待防止アクションプラン」を策定しました。                                                     
          
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 2.アクションプランの構成

 検討会の提言に関連して、児童虐待対応の4つのポイント(「未然防止」、「早期対応」、「発生後の対応」、「体制整備」)における課題と具体的行動を設定しました。
 行動主体は「市町村」と「県(県の市町村支援及び県による取組)」とし、県としてこれらの具体的行動を実施していく一方で、市町村と県が一体となって取り組むため、市町村に対しては、実施を要請していくものです。
 4つのポイントごとに評価指標を設定するとともに、報告書提言に対する実行指標を年度毎に公表します。
               
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取組の具体例

児童虐待

対応の4つのポイント

県児童虐待対策検討会

報告書提言(一部抜粋)

各主体の具体的行動(一部抜粋)

 

 

未然防止

 

 

 

母子保健部局において、支援を要する家庭を早期に把握

〔市町村〕

・母子健康手帳交付時に保健師が面接

【県】

・妊娠時の医療機関への速やかな受診の啓発

養育力を高めるための子育て支援プログラムを促進

《県の市町村支援》

・ペアレント・プログラムの普及促進

・産後の悩み等に対応した母親教室プログラムの作成

福祉・保健・教育等の児童虐待に関わる全領域で連携を強化

《県の市町村支援》

・乳幼児健診未受診者、未所属児童等の統合システム構築補助

 

早期対応

 

広く県民や事業所に対し、通告義務など児童虐待防止の趣旨を継続的に啓発

〔市町村〕【県】

・オレンジリボンキャンペーンの実施

【県】

・公共交通機関、マスメディアを活用した啓発広報

・薬局、図書館での配付物等を利用した啓発広報

県と市町村が虐待通報受理時のリスク判断を共有

《県の市町村支援》

・市町村の通報受理時のリスクアセスメントからネットワーク運営までをマニュアル化

 

発生後の

対応

 

虐待を受けた児童やそのきょうだいに対するケアのため、様々な方策を実施

【県】

・こども家庭相談センターにおける精神科医の勤務

体制の充実

・一時保護所生活環境設備等の整備

・中央こども家庭相談センターこども相談棟整備

工事の実施

 

体制整備

職員等の専門性を高めるため、市町村ごとに研修会を開催

《県の市町村支援》

・市町村職員スキル向上研修(基礎編・分野別専門

実務編)の開催

・市町村へのスーパーアドバイスチームの派遣

市町村による相談支援体制が充実するよう、市町村支援のための県の人員・組織体制を強化

【県】

・市町村支援のための補助職員の配置

・市町村への定期巡回相談等の支援強化策の実施

 

 

 



























































  奈良県児童虐待防止アクションプラン

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