医薬品の適正使用について
第3期奈良県医療費適正化計画(平成30年度~令和5年度)に基づき、医薬品の適正使用促進(重複・多剤投薬、残薬対策)及び後発医薬品使用促進に取り組んでいます。
行動目標
【医薬品の適正使用促進(重複・多剤投薬、残薬対策)】
15種類以上の薬剤を投与されている患者(国保+後期)の割合:平成27年度数値(7.0%)より半減(令和5年度目標)
【後発医薬品使用促進】
後発医薬品の使用割合(数量ベース)80%以上(令和元年度目標)
後発医薬品の使用割合(数量ベース) 全国1位の水準(令和5年度目標)
医薬品適正使用促進地域協議会
地域における医薬品の適正使用促進(後発医薬品使用促進、重複・多剤投薬対策及び残薬解消等)の取組に当たって、地域の実情に応じた患者本位の対策を講ずるためには、各職能団体及び関係機関の連携の強化が必須であることから、各職能団体及び関係機関の医療・介護関係者が一堂に会し、諸課題に関する意識・情報共有を図り、取組協議・実施に繋げる場として、医薬品適正使用促進地域協議会を設置しています。
■位置付け:
医薬品の使用に関する多職種による
患者本位(安全面、経済面)の横断的組織
■設置目的:
参加者における医薬品の適正使用促進の意識・情報共有及び
適正使用促進に向けた取組協議・実施
■設置単位:
単独市又は複数市町村
■具体的な活動(例):
国、県、当該地区における後発医薬品、重複・多剤投与の状況
医療機関、薬局、各団体、先進地域等における取組
医薬品の適正使用、後発医薬品の使用促進のため、関係者間のやりとりのルール化・簡素化
介護関係者を交えた残薬バッグ等の残薬対策の効果的な展開
病院、診療所、薬局を参加者とした適正使用、後発医薬品使用促進に関する勉強会の開催
集団健康診査会場や公立病院・診療所等での医薬品の適正使用相談会の開催
・市町村が参画する健康イベント等における医薬品に関する相談・啓発コーナーの設置
県・市町村・関係団体広報誌等による後発医薬品の使用促進、薬の飲み方、重複・多剤投与のリスク等の啓発
- 事業実施成果の確認(チェック)と取組の改善(アクション)
設置地域(令和4年度末時点)
大和高田市、橿原市、桜井市、生駒市、天理市
後発医薬品について
後発医薬品(ジェネリック医薬品)について(薬務課)
後発医薬品(ジェネリック医薬品)に関する各種調査結果について(厚生労働省)