第15回奈良県新型コロナウイルス感染症対策本部会議

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奈良県における新型コロナウイルス感染症の最近の感染動向を踏まえた県民のみなさまへのお願いについて

令和2年11月25日 第15回奈良県新型コロナウイルス感染症対策本部会議

 

 県では感染者を早期発見し、入院等による隔離を徹底することにより、感染拡大防止と、重症化予防に努めてきました。しかしながら10月下旬以降、県内では新規感染者が再び増加傾向に転じています。


 本日は、最近の感染動向を分析し、1次感染の予防と、2次感染の防止に向け、県民のみなさまに注意喚起をおこない、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止につなげてまいります。

 

資料全文(pdf 663KB)

映像】(外部リンク)

新型コロナウイルス感染症にかかる本県の3つの対処方針

1.感染経路の類型を明確化し、類型に応じた明確な注意をする。

2.感染者を早期発見・即時隔離し、感染されたすべての方に入院治療・宿泊療養を提供する。

3.重症化予防により、死亡や後遺症の発生をおさえる

 

最近の感染動向とそれを踏まえた注意事項

新規感染者数が増加に転じた10月下旬からの感染動向について分析しました。(10/26~11/22までを中心に分析)

週別新規感染者数

県外由来の1次感染を上回って、県内での2次・3次感染が発生していることから、この感染をくい止めることが重要です。

 

1次、2次別の感染者数推移

1次感染では、引き続き大阪関連の感染が大半を占めており、感染元調査中の案件についても約4割は大阪滞在歴があります。

第3波(10/26~11/22)について分析した資料です

 

2次感染では、

・重症化リスクの高い社会福祉施設や病院等は、関係者の努力により、感染発生は低く抑えられています。
家庭友人と飲食による感染が、第3波では全体の8割を占 めており、この2つの類型に注意が必要です。

2次感染の類型別感染者数の推移

10代以下の年少者を除いて、どの年代の方も2次感染を起こす可能性があります

第3波(10/26~11/22)について分析した資料です


生駒市、香芝市、生駒郡、北葛城郡などの典型的なベッドタウンはもとより、商業施設の多い橿原市においても、特に家庭内感染に注意が必要です。

第3波(10/26~11/22)について分析した資料です

2次+3次感染の感染地別感染者数

 以上の感染動向を踏まえると

➣ 飲食・買い物などのために、大阪市へ行くのはひかえましょう

 

➣ 大阪などで感染リスクが高い場所に出入りしたときは
 ・ 帰宅後すぐに着替え・シャワー!
 ・ 食事・寝室は別々にしましょう。


➣ 友人と飲食やカラオケでは、
 風邪症状や感染したリスクがある場合は
 
参加をがまん!(オンラインで参加)
 ・従業員の方は 出勤をひかえましょう


➣ 本県ではこれまでのところ、観光客からの感染事例はなく、観光客のみなさまには、
引き続き 「うつらない・うつさない」行動を徹底し、奈良での観光を楽しんでください。

 

相談の流れと病床等の確保の取組

1.相談の流れ

・発熱等の症状のある方や、症状がなくても感染の不安 のある方は、まずは身近な医療機関に電話相談してください。

・身近な医療機関が分からない方は、「新型コロナ・発熱患者受診相談窓口」に電話相談ください。症状の有無にかかわらず、感染リスクのある方は、診療・検査が可能な医療機関を紹介します。

 

新型コロナ・発熱患者受診相談窓口 (旧帰国者・接触者相談センター)
電話番号:0742-27-1132

FAX番号:0742-27-8565

対応時間:平日・土日祝 24時間

感染リスクのある方(例)
・この2週間に感染判明者と接触した方
・この2週間に感染リスクのある場所に滞在された方
・ 勤務先や通学先、家庭などに、発熱などの有症状者がおられる方
・医療従事者、福祉施設従事者  など


2.病床等の確保の取組

  ・コロナ患者の増加に伴い、通常医療へのしわ寄せが生じぜざるをえません。
・命に直結する救急医療や高度急性期医療を確保しつつコロナ患者全員への入院治療および宿泊療養を確実に提供してまいります。

 

入院及び宿泊施設の利用状況(11月24日現在)

入院対応可能数467床、 占有者数170名、 占有率約36%

うち重症対応病床数27床 、占有者数4名、 占有率約15%

宿泊療養室数108室 、 占有者数32名 、 占有率約30%

家庭内感染の防止、福祉施設等における感染予防・感染拡大防止に向けた県の取組

家庭内感染を防止するため、PCR検査の結果を待っている自宅待機者の家族等のための宿泊施設を運用開始

・対象者 新型コロナウイルス感染症に係るPCR検査の結果判明までの間、自宅では個室隔離できないなどの事情により、本人と離れて別の場所で滞在を希望する家族

・場所 奈良市内で調整中

・室数 38室

・運用開始時期 12月上旬

 

社会福祉施設等における感染予防及びクラスターの発生を防止するため、医師、看護師等が参加するチームによる実地指導を実施

・対象施設

 高齢者入所施設:223施設、障害者入所施設: 39施設、児童入所施設: 8施設、 救護施設: 1施設 、合計: 271施設
 上記のうち、100施設(1法人1施設)程度

・チーム編成

 県施設所管課職員(リーダー)
 感染症専門の医師、感染管理認定看護師等

・実地指導の内容

 日常の感染予防対策の点検評価、改善指導、ゾーニング指導、相談

・実施時期 11月~12月

 

感染拡大時、医療機関や福祉施設における新型コロナウイルス感染症の発生を防止するため、職員・利用者等に対し、一斉・定期的な検査を実施

・対象者 感染拡大地域の医療機関及び福祉施設等の職員・利用者等

 県内の医療機関等の職員数
 医療機関等: 約50,000人、介護福祉施設: 約41,000人 、障害福祉施設: 約23,100人 、児童福祉施設: 約335人
 合計:約114,500人

・検査件数 1日当たり約700件、職員と利用者合わせて最大約10万件の実施予定

・実施方法 唾液採取によるPCR検査

・実施時期 12月中旬から開始

 

 これから本格的な冬を迎えます。室内の加湿や換気が新型コロナウイルスの感染予防に効果があります。
  県民のみなさまには、あらためて1次感染の予防と2次感染の防止に向けご注意いただきますようご協力をお願いします。
  大切な「人」と「奈良」を守るため、県民一丸となって感染拡大を防止しましょう。