木質バイオマスの利用推進について


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バイオマスとは?

 バイオマスとは農業や林業の副産物、家畜のふん尿、生ゴミなどの動植物由来の有機性資源のことで、近年、エネルギーとしての利用が推進されています。

 木質バイオマスには、丸太を生産するときに発生する樹木の先端や枝葉の部分、製材工場で発生する端材やおが屑などのほか、街路樹の剪定枝や住宅の解体材などがあり、その発生する場所や性質(水分の量、不純物の有無など)は様々です。


今なぜ木質バイオマスの利用が進められているのか?

 木質バイオマスエネルギーは再生可能で、NOxやSOxをほとんど排出しないなど、環境にやさしいクリーンなエネルギーです。さらに、太陽光や風力に比べ、自然条件に左右されず安定した出力が得られることや、貯蔵や運搬が可能という大きな利点があります。
 一方で、かさが大きく取扱いが不便なことなど、化石燃料と比較して不利な点もあります。

 製材工場の残廃材などは、エネルギーとして有効に活用すれば化石燃料の消費を減らすことになり、循環型社会の形成に役立つ、等のメリットもあります。


地球温暖化防止のために

 地球温暖化を防止するには、二酸化炭素の排出削減と吸収・貯蔵を持続的かつ累積的に進める循環型システムの構築が必要です。そのために二酸化炭素の吸収源である森林の適切な整備や、木材を無駄なく活用するシステムづくりを進めるとともに、木質バイオマスエネルギーの利用を図り、二酸化炭素を増大させる原因である化石燃料の使用を削減していくことが重要です。


奈良県内の状況

 奈良県は、県土の約77%が森林で覆われ、吉野林業地域を中心とする全国有数の林業県であります。また、木材加工業についても桜井市、吉野町等に木材団地が形成されており、木質のバイオマス資源が豊富に存在しています。 

 本県では、木質バイオマスの利活用拡大に向けて、県有林からの間伐材の搬出、小型の移動式ペレタイザーを使った木質ペレットの製造、県有施設での熱利用を行う実証実験を平成25年から実施しています。

 この度、実証実験結果や製造・利用にかかる課題及び改善策についてとりまとめましたのでお知らせします。

   今後も、この成果を元に、各種の課題解決に向けた更なる取り組みを進め、本県の実情に即した地産地消型エネルギー利活用モデルの構築につなげていきます。
 
  平成25年度の実証実験結果
    H25jisshoujikkennkekka.pdf(2014年5月21日 13時23分 更新 3339KB)

  平成26年度の実証実験結果
  H26biomass-houkoku.pdf(2015年3月26日 20時36分 更新 3981KB)H26biomass-houkoku.pdf(2015年4月6日 9時0分 更新 4104KB)