と畜検査

枝肉が出荷されるまでの流れ


※と畜解体の各工程において、「と畜検査」を実施します(図中の赤枠部分)。

※食肉の安全性と衛生確保のため、と畜場法には「と畜場以外の場所において、食用に供する目的で獣畜(牛、馬、豚、めん羊及び山羊)をとさつしてはならない」との規定があります。

と畜検査の流れ

<生体検査>生きている状態で、家畜に病気や異常がないかについて検査します。異常があれば「とさつ」を禁止します。





<解体前検査>解体処理が行われる前に病気や異常がないかについて、放血などの状態を検査します。異常があれば「解体」を禁止します。


<頭部検査・内臓検査>頭部や心臓、肝臓、胃腸などの内臓の状態を検査します。異常があれば、その部分または全部を「廃棄処分」します。

  




<枝肉検査>筋肉、腎臓、リンパ節などの状態を検査します。異常があれば、その部分または全部を「廃棄処分」します。





<合格・検印>すべての検査に合格した食肉には、安全性を証明する「検印」が押されます。