ナシの害虫
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ナシオオシンクイガ
被害の特徴と発生形態
幼虫は花芽の中で白い繭を作って越冬し、3月下旬頃から芽や葉を食害し、6月中旬成虫となる。8月中~下旬には第2回の成虫が現れ、芽に産卵して、ふ化した幼虫はその中に食入して越冬する。

ナシヒメシンクイ
被害の特徴と発生形態
幼虫で樹幹の粗皮、割れ目などで越冬する。老木に多い。成虫は4月中旬より出て、モモが近くにあるとその新梢又は幼果に産卵し、6~7月頃からナシに移る。ついで8月中旬~9月上旬に発生する。



ナシチビガ
被害の特徴と発生形態
蛹で越冬した成虫は4月下旬~5月上旬、6月下旬~7月上旬、7月下旬~8月上旬、8月下旬~9月上旬の4回発生する。成虫は開張6~8mmで幼虫が葉を斑紋状に食害する。



ナシホソガ
被害の特徴と発生形態
8月上旬、9月上旬の2回発生。幼虫は新梢皮下に潜入食害する。



コカクモンハマキ
被害の特徴と発生形態
幼虫態で越冬し、年4~5世代を営む。成虫は4月上~下旬、6月上旬、7月中旬、8月中旬、9月下旬頃に発生する。幼虫は新芽をつづり、その中で食害する。



果実吸汁ヤガ類
被害の特徴と発生形態
アケビコノハ、アカエグリバ、ヒメエグリバなどが多く、7月~9月に発生し、ナシでは8月~9月に加害される。

カメムシ類
被害の特徴と発生形態
6月~8月頃に果実を吸害し、被害部は陥没変形する。チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ、ツヤアオカメムシなどが主に吸害する。他にコガシラアワフキが吸害することがある。

ナシシロナガカイガラムシ
被害の特徴と発生形態
卵で越冬し、幼虫は5月上~下旬、6月中~7月上旬、7月下旬~8月中旬、9月中~下旬に発生する。袋掛け後は隙間から入る。他にナシカキカイガラムシ、サンホーゼカイガラムシなどが寄生する。


アブラムシ類
被害の特徴と発生形態
ナシアブラムシは、卵で越冬し、3月中旬~4月にふ化する。開花直後から新葉でさかんに増殖するが、被害葉は巻葉となる。5月下旬以降には前種より体色の濃いワタアブラムシが発生する。

ナシグンバイ
被害の特徴と発生形態
成虫で越冬し、5月中・下旬に出現する。その成虫は7月から増加し始め、8月中・下旬~9月中・下旬が最盛期となる。


ダニ類
被害の特徴と発生形態
ミカンハダニ、カンザワハダニ、ナミハダニなどが寄生し、ミカンハダニは短果枝の葉に多く、カンザワハダニ、ナミハダニは徒長枝の葉裏に寄生する。また、最近ニセナシサビダニの寄生も多くなってきており、徒長枝の先端部が萎縮、巻き葉する被害が見られる。
【果樹茶共通害虫の項】参照

キンモンホソガ
被害の特徴と発生形態

オオケンモン
被害の特徴と発生形態


ナシケンモン
被害の特徴と発生形態


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