●「交流」する。新たな動脈

THE LINEAR CHUO EXPRESS PROJECT
リニア中央エクスプレス建設計画図


「交流」する。新たな動脈
昭和39年に日本の新しい動脈として走り始めた東海道新幹線は、今やひとつの文化としてこの国の経済や暮らしの中に溶け込んでいます。「新幹線」は、その速さだけではなく、私たちに「交流」することの大切さを教えてくれたのです。今後ますます活発になっていく「交流」。東海道新幹線もそれにあわせて、年々輸送力や速さを高めてきましたが、その能力に限りがくることは、やはり避けられません。さらなる「速さ」を求める時代の要請にも応えたい、土木構造物の老朽化、災害への備えも今一度万全を期しておきたいのです。東京から名古屋を経て奈良、そして大阪までを結ぶ「リニア中央新幹線」は、こうした東海道新幹線の代替・補強を担う一方で、奈良や沿線各地の交流の可能性を飛躍的に拡大させ、経済面や地域開発の面で大きな波及効果をもたらします。
平成9年春には、山梨リニア実験線での走行実験が開始され、21世紀初頭の実現を目指しリニア中央新幹線の建設への動きはスピードアップされつつあります。
奈良県では、リニア奈良駅を中心に地域開発を進め、関西国際空港や関西文化学術研究都市などとの連携により、近畿圏の新拠点をめざします。


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