所在地 | 〒632-8552 天理市三島町200番地 |
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開設者名 | 理事長 山田 清太郎 |
病院長 | 山中 忠太郎 |
マッチング利用 | 参加 |
病床数 | 715床 |
問合せ先 | 人事課 |
TEL | 0743-63-5611 |
FAX | 0743-63-1530 |
URL | http://www.tenriyorozu.jp/ |
jinji@tenriyorozu.jp |
臨床研修情報2-1
研修管理責任者 | 八田 和大 | |
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プログラムの特色 | 幅広い基礎的な臨床能力を身に付けるために、全員に内科、救急、外科、麻酔科、小児科、精神科、産婦人科を研修することを必修としている。総合診療能力、問題解決能力の養成を目的とした約8ヶ月間の総合病棟での研修を当院の研修のコアとして位置づけている。総合病棟研修では常に複数の1年目と2年目の研修医が勤務するようにローテーションを組んでおり、お互いに気軽に教えあい、議論する雰囲気があり、教育効果を高めている。 また、各研修のカリキュラムは、できるだけ見学は排して自らが判断し実践する場を与えている。例えば、約3ヶ月間の麻酔科研修では、約130例の全身麻酔、約60例の硬膜外麻酔を自らでかけている。なお、2年次には、本人の希望に応じてそれぞれ約2ヶ月間の選択研修と内科選択研修の期間を設けている。 当初の約2ヶ月間は全員に総合病棟での基本研修期間を設けている。 また、研修当初に全員が同じ釜の飯を食うことになるので、研修医間の連帯感は強く、気軽に相談ができ、ストレス解消の一助となっている。 また、研修医を対象とした実践的な教育講義を週2回、年間約80回実施している。 さらに、スムーズな研修が行えるように研修医を直接指導あるいは研修を支援する部門として総合診療教育部が設置されている。 |
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プログラムの目標 | 医師としてのプロフェッショナリズムを身につけ、総合診療能力および問題解決能力の養成を最重要目標としている。 | |
CPCカンファレンス | 毎朝新患のショートプレゼンテーションを行うモーニングカンファランス、 研修医のための各専門内科や外科のカンファランス等が多数、実施されている。また、週1回研修医自身による研究発表会が行われている。 シミュレーターを用いた聴診実習、超音波実習、模擬患者とのコミュニケーションセミナー、ICLS(年3回)が行われている。 |
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プログラム1 一般コース |
募集人員 | 14人 |
総合病棟研修(主として内科) 地域医療研修 救急部門における麻酔科研修 麻酔科研修 小児科研修 CCU・循環器研修 精神神経科研修 産婦人科研修 選択研修 |
約10ヶ月間 約1ヶ月間 約1ヶ月間 約2ヶ月間 約1ヶ月間 約2ヶ月間 約1ヶ月間 約1ヶ月間 約3ヶ月間 |
臨床研修情報2-2
プログラム内容 1年目 |
内科 | 総合病棟 循環器・CCU |
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救急 | 2年間を通じて、救急外来当直を行う。(月3~4回程度) | |
プログラム内容 2年目 |
地域医療 | 地域医療 松村医院、大福診療所、やわらぎクリニック(都市型診療所)・山添村波多野診療所(山村型診療所) 白川分院(療養型病床)/ 在宅医療センター |
関連協力型病院 | - |
現在の研修状況と進路
現在の研修医人員 | 1年次 10名 / 2年次 16名 |
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研修医の主な出身大学 | 京都大、奈良県立医科大、京都府立医科大学、滋賀医科大、大阪公立大学など |
研修終了後の進路 | 後期研修制度(シニアレジデント)あり 平成30年度より開始した新しい専門医制度に対応し、基幹病院として、内科、外科、小児科、総合診療科、皮膚科、臨床検査、放射線科の7領域のプログラムが認定されている。約半数が当院の基幹プログラムに進んでいる。 |
メッセージ
指導医からの一言 総合診療教育部長 八田 和大 |
医師としての最初の数年は、将来の医師像を決定するのに大変重要な期間です。この間に患者さんのプロブレムを引出し適切に対処する問題解決能力を身に着けることが大切です。疾患を診るのでなく、ひとりの患者さん全体を診る、そんな臨床マインドを培うには、本院は格好の施設と考えています。 |
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研修医から一言 研修2年目 |
初期研修は、基礎を築く重要な時期で、私は総合病棟でじっくり診られるこの病院を希望しました。一度に内科各科の患者を担当することは、技術・知識の習得の点で非効率ですが、患者全体を診る力が養われる環境です。研修で着実に実力をつけた身近な先輩を目標にしながら、同期で充実した研修生活を送っています。 |