奈良県産柿渋の機能性を活かした柿ポリフェノールサプリメントを奈良の地から

   奈良県は、平成28年度「高付加価値獲得支援補助金事業・ご当地食品開発事業補助」により住江織物株式会社に支援を行ったところ、今般、アルコール悪酔い抑制効果について、奈良県産の柿から抽出した柿ポリフェノールの機能性を活かしたサプリメントの製品化に成功し、11月末より奈良まほろば館(東京都中央区)、住江織物オンラインショップ等での販売開始に至りました。

1.経緯 
  県は、平成28年度「高付加価値獲得支援補助金事業・ご当地食品開発事業補助」に「奈良県産柿渋の機能性を活かしたご当地食品の開発」のテーマで申請をした住江織物株式会社に支援を行いましたところ、同社は、奈良県産柿から抽出した柿ポリフェノール(奈良式柿渋)の血糖値上昇抑制、アルコール悪酔い抑制効果について、近畿大学農学部と共同研究を行い、今般、アルコール悪酔い抑制効果について、柿ポリフェノールの機能性を活かした健康食品・サプリメントの商品化に成功しました。本年11月末に、奈良まほろば館、住江織物オンラインショップ(ECサイト)等において国内販売の開始を予定しています。                                                   
2.今回開発した製品 「商品名:柿ダノミ」 柿ダノミ写真                 
① 高純度の柿ポリフェノールを含有
 柿ダノミは、奈良県農業研究開発センターとの共同研究のもと、奈良県産の柿から特許製法により抽出した高純度の柿ポリフェノールを含有。

② ヒト臨床試験で「効果」を確認
 アルコール悪酔い抑制についてのモニター試験に加え、県の補助金を活用し、アルコール代謝促進作用(悪酔い抑制効果)に関するヒト臨床試験を実施。その結果、アルコール代謝促進作用を示す可能性がある事と自覚アンケート結果から、飲酒後の「だるさ」「胃のむかつき」といった悪酔いの抑制あるいは軽減効果が望める事を確認。

③ ヒト臨床試験で「安全性」を確認
 柿は、一般的に食されてきた果物であり、食経験上からも安全ではありますが、今回のヒト臨床試験を実施した結果、適正摂取量では臨床上問題となる所見並びに異常は一切認められず、安全上問題のないことを確認。

④ 品質へのこだわり
 製品の製造から梱包まで、厳しい品質基準をクリアし、GMP(医薬品医療機器等法に基づいて厚生労働大臣が定めた医薬品等の品質管理基準)認定を受けた工場にて徹底管理。
 タブレット製造工場 認証取得:GMP 製品加工工場 認証取得:GMP

⑤ 手軽な摂取が可能
 展示会への出展や商談により情報収集を行い、手軽に摂取していただくために、ヒト臨床試験結果から摂取目安を反映し、「剤型化」「個包装」の商品としています。 

3.県の支援概要
 平成28年度「高付加価値獲得支援補助金事業・ご当地食品開発事業補助」により支援を実施。当補助は、「奈良のご当地食品」と銘打って販売することを目的に、県内産の原材料を使用した食品として新たに開発することにより、付加価値を高め、新たな市場を開拓しようとする取り組みに対してその経費の一部を補助するものです。
  
4.お問い合わせ先 
   県補助について:奈良県産業振興総合センター 創業・経営支援部 経営支援課 経営革新係                                           TEL 0742-33-0817  FAX 0742-34-6705 
 製品について:住江織物株式会社 新規事業推進統括室 TEL 06-6251-6829