奈良県地域医療等対策協議会

2008年7月16日 奈良県医療政策のご意見番 小林秀資委員、伊関友伸委員が、奈良県特別参与に!!

いよいよ夏本番ですね。
7月からのテレビドラマもスタートしました。

驚いたことに、医療系ドラマが多いこと!!
市民病院やドクターヘリを題材とした医療現場ものはもちろ
ん、キムタクが演じる総理大臣も「小児医療をどうにかしな
いと!」と奮闘していました。

それだけ国民のみなさんにとっても医療に関心が向いてるっ
てことでしょう。さらには、みなさんにとっても、「医療」
というものが身近に感じていただけるようになったのではな
いでしょうか。

さて、荒井知事は5月14日付けで、協議会委員の小林秀資
委員と伊関友伸委員を「奈良県特別参与」に委嘱しました。
お願いした仕事の内容は、知事に公立病院などの医療連携体
制づくりや医療施策の推進に関する専門的なご意見をいただ
くことです。
                    jirei

特に公立病院の問題はとても難しいです。お医者さん、看護
師さん、地域の住民、経営者などたくさんの関係者が関わっ
ていて、その分、たくさんの問題が存在しています。このよ
うな問題は、県の行政マンだけでは解決できません。

また、人の「生病老死」をいかに安心して地域で過ごせるか
という検討も行っています。この分野もとても幅広く、様々
な問題を抱えています。

そこで、お二人の経験と知識を活かしてもらい、きちんと安
心して受けられる医療体制を作っていきます。

小林 秀資(こばやし ひですけ)奈良県特別参与のプロフ
ィール
1940年名古屋市生まれ。名古屋大医学部卒業後、行政担
当者として愛知県を経て厚生省に入省。1歳半健診の導入、B
型肝炎垂直感染予防、精神衛生法の改正、容器包装リサイク
ル法の制定、生活習慣病対策の推進などに努め、厚生省健康
政策局長(現在の厚生労働省医政局長)を最後に退職。現在
(財)長寿科学振興財団理事長。

伊関 友伸 (いせき ともとし)奈良県特別参与のプロフィ
ール
城西大学経営学部准教授。1961年東京生まれ。東京大学
大学院法学政治学専攻科修士課程修了(行政学)。1987
年埼玉県入庁、県民総務課、川越土木事務所、出納総務課、
大利根町企画財政課長、計画調整課、県立病院課、社会福祉
課、精神保健総合センターなどを経て、2004年現職に。
研究テーマは、行政評価、自治体病院の経営、保健・医療・
福祉のマネジメント。夕張市病院経営アドバイザー(200
6年8月から07年3月まで)など、数多くの地方自治体の
委員等を務める。特定非営利活動法人ハンズオン!埼玉代表
理事。近著に「まちの病院がなくなる!? 地域医療の崩壊
と再生」時事通信出版局出版がある。

                                                                            (明)

2008年7月16日