出会う 奈良県歴史文化資源データベース

多坐弥志理都比古神社(坐の左の人は口) おおにいますみしりつひこじんじゃ

記入年月日 2017/03/22

所在地
奈良県磯城郡田原本町多570番地
区分
複合型 | 複数の歴史文化資源を包含する歴史文化資源
指定内容
県指定有形文化財

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
延喜式神名帳にその名が見える古社で、大和でも屈指の大社であり、神武天皇の皇子神八井耳命を始祖とする多氏によって祀られています。本殿は、四殿配祀の形式をとる一間社春日造で、朱色を施します。平成8年3月22日県指定文化財に指定されました。多の地を本貫地とした多氏出身の太安万侶も摂社の小杜神社に祀られています。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
多宮郷30ヶ村の郷宮として、尊崇を集めています。多神社では、古事記や太安万侶にちなんだ祭りも催されており人々で賑わいます。
「記紀・万葉集」との関連とその概要
古代の豪族多氏の本拠地であり、古事記を編纂した太安万侶は多氏の出身です。小杜神社には安万侶が祀られています。
当資源と関連する歴史上の人物とその概要
太安万侶
当資源と関連する文献史料
古事記
当資源と関連する伝承
太安万侶の墓との伝承がある塚が伝わっています。
他地域の関連する歴史文化資源
太安万侶の墓(奈良市)、賣太神社(大和郡山市)
問い合わせ先
田原本町 教育委員会事務局 文化財保存課
電話番号
0744-32-4404

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見解・学説等の相違については、ご了承ください。