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南都西京薬師寺古伽藍図 (所在:奈良県立図書情報館) なんとさいきょうやくしじふるがらんず

記入年月日 2018/06/20

南都西京薬師寺古伽藍図
所在地
奈良県奈良市西ノ京町457
区分
歴史資料 | 文書・書籍・絵図・地図など
指定内容

※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。

歴史文化資源の概要
34×48cm。薬師寺は秋篠川の西、大池の東、平城右京六条二坊の位置にあります。「薬師寺縁起」には、藤原京から平城京に移ったのは養老2年(718年)としています。天長7年(830年)には、国家安穏と天皇の延命息災を祈願する最勝会が始まり、七大寺・十大寺・十五大寺のいずれにも入る重要な寺でした。しかし、享禄元年(1528年)に金堂・講堂・西塔が兵火で焼け、天文8年(1539年)の台風によって諸堂が破損、修理は行われましたが、慶長元年(1596年)の地震によって薬師寺八幡宮廊・西院堂・東西両門などが倒壊、延宝年間(1673~80年)の「伽藍寺中并阿弥陀山之図」には、「南大門」「金堂」「鐘楼」「文殊堂」「東塔」「東禅院堂」が見えるのみです(『奈良六大寺大観 薬師寺全』)。
地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
発掘調査に基づく伽藍復元図とは異なっていますが、往時の姿を偲ぶことができます。
問い合わせ先
奈良県立図書情報館 図書・公文書課 公文書・地域研究係
電話番号
0742-34-2111

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